タイトル 白い孤影 ヨコハマメリー[増補改訂版]
刊行日 2024年7月1日
著者 檀原照和
定価 2500円+税
ISBN 978-4-8460-2365-2
Cコード 0036
ページ数 328
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノンフィクション
シリーズ番号 53
内容
横浜の人々にとって、メリーさんを語ることは人生を振り返ることでもあった。

街角から姿を消して四半世紀。今なお話題の人であり続ける彼女は何者だったのか?
取材期間20年超。本書は、フェミニズムやトラウマ、アウトサイダーアート、民俗学、谷崎潤一郎などを参照しつつ、新たな謎解きの旅へといざなう書である。
著者紹介
檀原照和(だんばら・てるかず)
1970年、東京生まれ。ノンフィクション作家。日本文藝家協会会員。法政大学法学部政治学科にて戦後の横浜市の枠組みをつくった田村明のゼミで学ぶ。舞台活動を経て文筆業へ。著書に『ヴードゥー大全』(夏目書房)、『消えた横浜娼婦たち』(データハウス)。共著に『太平洋戦争--封印された闇の史実』(ミリオン出版)など。"
目次
プロローグ
第一部 ロマンチシズム最後の光芒 ほか
第二部 老いた体に盛装を ほか
第三部 メリーという名前にまつわる考察
    伝説化し語り継がれるようになった四つの背景
    将校は実在したのか
    彼女はなぜあの姿で街角に立ったのか
    谷崎潤一郎とヨコハマメリーの接点
    白粉の謎 彼女はなぜ伝説になったのか ほか
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