タイトル 竜神君の冒険
刊行日 2023年8月29日
著者 川野京輔
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2207-5
Cコード 0093
ページ数 186
判型 A5
製本 並製
内容
高度な科学力で地球総攻撃を企てる姿なきM3星雲人。軍事上の秘密を狙って暗躍する国際的な怪盗〈野獣男爵〉。迫り来る脅威に立ち向かう竜神一家の活躍を描く少年少女向けSF「竜神君の冒険」、新聞連載から64年ぶりの単行本化! 連載当時の挿絵を全て再現し、巻末には長男・上野友彦氏による書下ろしエッセイを収録。
著者紹介
川野京輔(かわの・きょうすけ)
 1931年、広島県生まれ。本名・上野友夫。53年より『千一夜』や『風俗草紙』へ短編の投稿を始め、同年末には『別冊宝石』の懸賞に本名で応募した「復讐」が入選し、事実上の作家デビューとなる。中央大学法学部法科卒業後、54年にNHKへ入局。広島中央放送局放送部、松江放送局放送部を転任した後、60年に東京勤務となり芸能局へ配属される。広島中央放送局在職中に広島中央局長賞を受賞。アナウンス室で事務業に従事した時期もあったが、芸能局には合計27年在籍した。91年にNHKを定年退職。日本推理作家協会名誉会員。

〔巻末エッセイ〕
上野友彦(うえの・ともひこ)
 川野京輔長男。現在はセブン&アイ・ホールディングスのデジタルマーケティング部門やHDシステム部門のシニアオフィサーを務める。

〔解題〕
織原皐月(おりはら・さつき)
 山梨県甲府市生まれ。高校卒業後に北欧へ居を移し、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンを渡り歩く。フィンランドへ移住後、環境研究所で十年ほど流氷の研究に従事し、退職後はラジオ放送局編集部に勤務。地方楽団の金管楽器奏者でもある。
目次
竜神君の冒険

巻末エッセイ
 父と私 上野友彦

解説
 織原皐月
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