タイトル | 自分のことは自分で決める |
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サブタイトル | 世間との距離感 |
刊行日 | 2023年12月4日 |
著者 | ますもとうめ |
定価 | 1800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2332-4 |
Cコード | C0036 |
ページ数 | 236 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
内容
黙って我慢することなく、上からの大きな力への抵抗として、自分のことは自分で決めよう、「自分たち」と言える関係を作っていこう。
若き日に東大闘争を経て、小児科医院を開業した後、「寺小屋」活動に加、「隅田川医療相談会」では野宿者と会話を重ね、〈学校・医療・介護〉の現実と向き合った日々の記録!
友人・鶴丸幸代さんとの対話!
二〇二二年五月に、介護していた西村光夫が急死して、あっけにとられ、自分の中から言葉が湧き出てきたのが附章の『ごんべえ』という冊子になりました。古くからの知人二人のお目に止まり、あれこれおしゃべりしていた結果、「何か書く」という方向になりました。西村の死の一か月前に、共通の友人であるライター高橋姿子さんが亡くなったのも、私たち三人が顔を合わせるきっかけになりました。「みなさまのおかげで」という定番のお礼が定番以上の意味を持っています。死は残された人たちをつなげていく、まさしくそのとおりです。
若き日に東大闘争を経て、小児科医院を開業した後、「寺小屋」活動に加、「隅田川医療相談会」では野宿者と会話を重ね、〈学校・医療・介護〉の現実と向き合った日々の記録!
友人・鶴丸幸代さんとの対話!
二〇二二年五月に、介護していた西村光夫が急死して、あっけにとられ、自分の中から言葉が湧き出てきたのが附章の『ごんべえ』という冊子になりました。古くからの知人二人のお目に止まり、あれこれおしゃべりしていた結果、「何か書く」という方向になりました。西村の死の一か月前に、共通の友人であるライター高橋姿子さんが亡くなったのも、私たち三人が顔を合わせるきっかけになりました。「みなさまのおかげで」という定番のお礼が定番以上の意味を持っています。死は残された人たちをつなげていく、まさしくそのとおりです。
著者紹介
ますもと うめ(池亀卯女)
1944 年 東京生まれ
1964 年 東京大学入学
1968 年 同大学医学部闘争参加
1972 年 同大学卒業後、小児科学教室にて研修
1973 年 東京都青梅市立病院小児科
1976 年 新潟県町立大和病院小児科
1980 年 千葉県我孫子つくし野病院小児科勤務
1983 年 千葉県松戸市で池亀小児科医院開業
2018 年 同医院閉院
松戸市周辺で地域活動
1985 年 活動の場として「すぺーす遊」を開く
障害児の親の会、ツッパリ少年たちの仕事場、などを手伝う
1991 年からパキスタン、カラチの学校支援活動に参加
2001 年から隅田川医療相談会に参加
著 書 『育児不安をこえる子育ての輪』ユック舎 1987 年
1944 年 東京生まれ
1964 年 東京大学入学
1968 年 同大学医学部闘争参加
1972 年 同大学卒業後、小児科学教室にて研修
1973 年 東京都青梅市立病院小児科
1976 年 新潟県町立大和病院小児科
1980 年 千葉県我孫子つくし野病院小児科勤務
1983 年 千葉県松戸市で池亀小児科医院開業
2018 年 同医院閉院
松戸市周辺で地域活動
1985 年 活動の場として「すぺーす遊」を開く
障害児の親の会、ツッパリ少年たちの仕事場、などを手伝う
1991 年からパキスタン、カラチの学校支援活動に参加
2001 年から隅田川医療相談会に参加
著 書 『育児不安をこえる子育ての輪』ユック舎 1987 年
目次
第一章 鶴丸幸代さんの問いかけ
1 鶴丸幸代さんからの論文
2 鶴丸幸代さんと私
第二章 学校・医療・介護の現実
1 この世を生きる見通しがあるか?
2 学校、幼稚園、保育園
(1)集団生活 (2)発達のチェック (3)就学時の振り分け (4)登校を嫌がる
(5)中学生活 (6)管理教育
3 医療
4 介護
(1)個人的認知症介護体験 (2)介護を支える関係
5 子産み・子育て
(1)子どもへの視線 (2)育児を担うのは母親か? (3)育児の目標
第三章 制度から逃げて……行先は地域
1 柏の寺小屋―個別具体的につき合う
2 ユーズリサイクルセンター
3 松戸・すぺーす遊
4 在日パキスタン人
5 パキスタンへ
6 パキスタンの人々の暮し
7 地域の怖さ
第四章 地域からはずれて……野宿の人々
1 隅田川医療相談会で
2 野宿生活になった理由
3 野宿する女性たち
4 仲間としての野宿者
5 見えない野宿者
6 働く場作り「あうん」
第五章 私と世間との距離
1 友達に言えないこと
2 東京へ
3 高校生活・自由と自治
4 世間との距離
5 進路・医学部へ
6 医学部のストライキ
7 機動隊導入
8 闘争終了のあと
9 地域医療
10 アブー・ハーンの山羊
附章 追悼・西村光夫さん/ごんべえ
おわりに
1 鶴丸幸代さんからの論文
2 鶴丸幸代さんと私
第二章 学校・医療・介護の現実
1 この世を生きる見通しがあるか?
2 学校、幼稚園、保育園
(1)集団生活 (2)発達のチェック (3)就学時の振り分け (4)登校を嫌がる
(5)中学生活 (6)管理教育
3 医療
4 介護
(1)個人的認知症介護体験 (2)介護を支える関係
5 子産み・子育て
(1)子どもへの視線 (2)育児を担うのは母親か? (3)育児の目標
第三章 制度から逃げて……行先は地域
1 柏の寺小屋―個別具体的につき合う
2 ユーズリサイクルセンター
3 松戸・すぺーす遊
4 在日パキスタン人
5 パキスタンへ
6 パキスタンの人々の暮し
7 地域の怖さ
第四章 地域からはずれて……野宿の人々
1 隅田川医療相談会で
2 野宿生活になった理由
3 野宿する女性たち
4 仲間としての野宿者
5 見えない野宿者
6 働く場作り「あうん」
第五章 私と世間との距離
1 友達に言えないこと
2 東京へ
3 高校生活・自由と自治
4 世間との距離
5 進路・医学部へ
6 医学部のストライキ
7 機動隊導入
8 闘争終了のあと
9 地域医療
10 アブー・ハーンの山羊
附章 追悼・西村光夫さん/ごんべえ
おわりに
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