タイトル | 藤井礼子探偵小説選 |
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刊行日 | 2015年9月10日 |
著者 | 藤井礼子 著 |
定価 | 3,600円円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1452-0 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 376 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 90 |
内容
『大貫進探偵小説選』出来。宝石短篇賞、双葉推理賞を受賞し男性名義で活躍した福岡在住の「幻の女性作家」初作品集!
著者紹介
藤井礼子(ふじい・れいこ)
1935(昭10)年、福岡県生まれ。本名・禮子、筆名・大貫進【ルビ:しん】。60年、雑誌『宝石』主催の第1回宝石賞に「初釜」を投じ、翌年、佳作入選。同年、第6回江戸川乱歩賞へ長編「ハイムダールの誘惑」を投じ、最終候補まで残ったが、受賞には至らなかった。63年の第2回宝石短篇賞に大貫進名義で「二枚の納品書」を投じ、以後、基本的に大貫名義で発表した。64年、「枕頭の青春」で第3回宝石短篇賞に一席入選。同年、受賞第一作として「暁の抜刀隊」を『宝石』に発表するが、それが同誌の最終号だった。67年、第2回双葉推理賞に「死の配達夫」で入選。その後は『推理ストーリー』を中心に活躍。71年、『推理ストーリー』の後継誌『推理』に藤井名義で「舌禍」を発表。その後は、『スポーツニッポン』『フクニチスポーツ』などに大貫名義で10編前後の短篇を発表するのみだった。1986(昭61)年、歿。
1935(昭10)年、福岡県生まれ。本名・禮子、筆名・大貫進【ルビ:しん】。60年、雑誌『宝石』主催の第1回宝石賞に「初釜」を投じ、翌年、佳作入選。同年、第6回江戸川乱歩賞へ長編「ハイムダールの誘惑」を投じ、最終候補まで残ったが、受賞には至らなかった。63年の第2回宝石短篇賞に大貫進名義で「二枚の納品書」を投じ、以後、基本的に大貫名義で発表した。64年、「枕頭の青春」で第3回宝石短篇賞に一席入選。同年、受賞第一作として「暁の抜刀隊」を『宝石』に発表するが、それが同誌の最終号だった。67年、第2回双葉推理賞に「死の配達夫」で入選。その後は『推理ストーリー』を中心に活躍。71年、『推理ストーリー』の後継誌『推理』に藤井名義で「舌禍」を発表。その後は、『スポーツニッポン』『フクニチスポーツ』などに大貫名義で10編前後の短篇を発表するのみだった。1986(昭61)年、歿。
目次
【創作篇】
初釜
二枚の納品書
枕頭の青春
暁の討伐隊
死の配達夫
破戒
姑殺し
誤殺
幽鬼
舌禍
ガス 怖ろしい隣人達
狂気の系譜
盲点
帰館
籠の鳥
魔女
歪んだ殺意
赤い靴
慈善の牙
五年目の報復
【随筆篇】
受賞の言葉(「枕頭の青春」)
会員消息欄(1)
受賞のことば(「死の配達夫」)
会員消息欄(2)
推理小説との出合い
子供の目
新年葉書随想
戌午随想
九州男ふたり
アンケート
解題(横井 司)
初釜
二枚の納品書
枕頭の青春
暁の討伐隊
死の配達夫
破戒
姑殺し
誤殺
幽鬼
舌禍
ガス 怖ろしい隣人達
狂気の系譜
盲点
帰館
籠の鳥
魔女
歪んだ殺意
赤い靴
慈善の牙
五年目の報復
【随筆篇】
受賞の言葉(「枕頭の青春」)
会員消息欄(1)
受賞のことば(「死の配達夫」)
会員消息欄(2)
推理小説との出合い
子供の目
新年葉書随想
戌午随想
九州男ふたり
アンケート
解題(横井 司)
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