タイトル 路上のゲームから「近代」を考える
サブタイトル アジア遍歴の旅
刊行日 2025年09月17日
著者 匠 雅音
定価 2500円+税
ISBN 978-4-8460-2517-5
Cコード C0036
ページ数 248
判型 四六
製本 並製
内容
石並べのゲームと近代の誕生
2020年をはさんで25年間にわたり、中国南部・東南アジアの諸国を巡り歩いてきた著者は、路上で行われている〈男たちのゲーム〉に着目し、そこに近代化の萌芽を見出す!
著者紹介
1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業、筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。建築学を独学し、建築設計事務所を設立。物書きとしては情報社会の「家族」および「子供」の存在意義について論及している。
主な著書には『家考』(学文社)、『性差を越えて』(新泉社)、『核家族から単家族へ』(丸善ライブラリー)、『ゲイの誕生』(彩流社)、『核家族の解体と単家族の誕生』『ヒューマニズムとフェミニズムの後に来るもの』(論創社)等がある。
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目次
はじめに 
第Ⅰ部 路上から始まる近代
第一章 運やツキから考える遊びへ 
1 遊びについて 
2 どんな遊びか 
3 盤上遊戯の歴史 
4 論理を遊ぶ 
5 誰が遊ぶか 
第二章 論理的思考型の遊び 
1 地面の上で 
2 大人も遊ぶ 
3 五目並べ 
4 マス目が地面を離れる 
5 テーブルの上へ 
6 屋根の下へ 
第三章 論理的思考の盤上遊戯 
1 男は論理的思考が好きか 
2 女は論理を楽しめるか 
3 強くなる方法 
4 遊びは路上から室内へ 
第四章 農村部と都市 
1 農村から考える 
2 路上で考える 
3 論理的思考は付足し 
4 遊ぶ男たちの働き 
5 近代は男の時代か 
6 新旧思考の違い 
第Ⅱ部 前近代と近代について
第五章 近代化の進展と共に 
1 伝統的な社会の思考 
2 農業による拘束 
3 血筋による違い 
4 変化の時間的経過 
5 我が国の近代化 
6 近代的な心的習性 
第六章 いつ誰がどう「近代」を終わらせるか 
1 前近代の男女関係 
2 近代の洗脳 
あとがき 
注 
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