タイトル | 近代出版史探索Ⅳ |
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刊行日 | 2020年10月5日 |
著者 | 小田光雄 |
定価 | 6000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1985-3 |
Cコード | 0095 |
ページ数 | 696 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
右旋回する戦時下の出版の「探索」
前著『近代出版史探索Ⅲ』から続く、戦中の出版史を探る緊迫の200編。
前著『近代出版史探索Ⅲ』から続く、戦中の出版史を探る緊迫の200編。
著者紹介
小田光雄(おだ・みつお)
1951年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業。出版業に携わる。著書に『図書館逍遥』(編書房)、『書店の近代』(平凡社)、『〈郊外〉の誕生と死』、『郊外の果てへの旅/混住社会論』、『出版社と書店はいかにして消えていくか』などの出版状況論三部作、インタビュー集「出版人に聞く」シリーズ、『出版状況クロニクル』Ⅰ~Ⅴ、『古本探究』Ⅰ~Ⅲ、『古雑誌探究』、『近代出版史探索』(いずれも論創社)。訳書に『エマ・ゴールドマン自伝』(ぱる出版)、エミール・ゾラ「ルーゴン=マッカール叢書」シリーズ(論創社)などがある。
『古本屋散策』(論創社)で第29 回Bunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。
ブログ【出版・読書メモランダム】http://odamitsuo.hatenablog.com/ に「出版状況クロニクル」を連載中。
1951年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業。出版業に携わる。著書に『図書館逍遥』(編書房)、『書店の近代』(平凡社)、『〈郊外〉の誕生と死』、『郊外の果てへの旅/混住社会論』、『出版社と書店はいかにして消えていくか』などの出版状況論三部作、インタビュー集「出版人に聞く」シリーズ、『出版状況クロニクル』Ⅰ~Ⅴ、『古本探究』Ⅰ~Ⅲ、『古雑誌探究』、『近代出版史探索』(いずれも論創社)。訳書に『エマ・ゴールドマン自伝』(ぱる出版)、エミール・ゾラ「ルーゴン=マッカール叢書」シリーズ(論創社)などがある。
『古本屋散策』(論創社)で第29 回Bunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。
ブログ【出版・読書メモランダム】http://odamitsuo.hatenablog.com/ に「出版状況クロニクル」を連載中。
目次
601 木星社書院と瀬沼茂樹『現代文学』
602 大畑達雄と大畑書店
603 服部之総『黒船前後』と国際文化情報社『画報近代百年史』
604 千倉書房、白柳秀湖、籠山京『勤労者休養問題の研究』
605 寺島徳治、文理書院、『人生手帖』
606 山本茂実『葦』、大和書房、青春出版社
607 清水俊二と六興出版社
608 文芸誌『風雪』、風雪社、小笠原貴雄『風雪』
609 山田静雄、小壺天書房、春陽文庫
610 ウィットフォーゲル『東洋的社会の理論』
611 ゾンバルト『三つの経済学』と『恋愛と贅沢と資本主義』
612 ゾラ『金』、博文館、大鐙閣
613 ゾンバルト『ユダヤ人と資本主義』、長野敏一、国際日本協会
614 ヘンリー・フォード『世界の猶太人網』と包荒子
615 国際政経学会、『猶太研究』、増田正雄
616 フオイヒトワンゲル、谷譲次訳『猶太人ジユス』
617 ウージェーヌ・シュー『さまよえるユダヤ人』
618 日比野士朗『呉淞クリーク』と杉森久英『大政翼賛会前後』
619 林芙美子『北岸部隊』
620 上田広『緑の城』
621 棟田博『台児荘』
622 吉川英治『草莽寸心』
623 『明治文化全集』、成島柳北、山田風太郎
624 三木清編『新版現代哲学辞典』
625 河出書房「廿世紀思想」と『神秘主義 象徴主義』
626 冨山房『カトリック大辞典』
627 オットー『聖なるもの』とイデア書院
628 河出書房『シナリオ文学全集』
629 ニッチ著、飯島正訳『ムッソリィニ恐怖政治と牢獄脱走記』
630 往来社、「映画科学研究叢書」、フリーチェ『芸術社会学の諸問題』
631 勝野金政『赤露脱出記』
632 新潮社「社会問題講座」、木村毅、大宅壮一
633 大杉栄訳『種の起原』と佐藤義亮
634 丘浅次郎『進化論講話』と開成館
635 内外社「綜合ヂャーナリズム講座」と「綜合プロレタリア芸術講座」
636 「国際最鋭文学叢書」とシャルラー『祖国のない仲間』
637 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅰ
638 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅱ
639 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅲ
640 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅳ
641 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅴ
642 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅵ
643 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅶ
644 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅷ
645 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅸ
646 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅹ
647 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅺ
648 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅻ
649 サトウハチロー『エンコの六』と松本清太郎
650 日本評論社『楚人冠全集』と小林康達『七花八裂』
651 仏教清徒同志会、『新仏教』、神智学
652 ブラヴァツキー『霊智学解説』
653 ゴルドン、高楠順次郎訳『弘法大師と景教』
654 藤無染『英和対訳 二聖の福音』
655 世界文庫刊行会『世界聖典外纂』
656 世界文庫刊行会と松宮春一郎
657 荒木茂と宮本百合子『伸子』
658 鈴木重信と『耆那教聖典』
659 ピッシェル『仏陀の生涯と思想』
660 田中達と『死者之書』
661 坂本健一と『コーラン経』
662 博文館「興亜全書」、井筒俊彦『アラビア思想史』、前嶋信次『アラビア学への途』
663 光の書房と上田光雄
664 青磁社版『嘔吐』、馬淵量司、美和書院
665 佐伯好郎『景教碑文研究』
666 シュタイナー『三重組織の国家』と浮田和民
667 杉浦貞二郎と「基督教各派源流」
668 川辺喜三郎と「フリーメーソンリー」
669 境野哲『印度仏教史綱』と森江書店
670 今北洪川『禅海一瀾』
671 高嶋米峰と丙午出版社
672 大日本雄弁会『高嶋米峰氏大演説集』
673 丙午出版社と木村泰賢『原始仏教思想論』
674 加藤咄堂『大死生観』、井冽堂、積文社
675 有光社、大谷光瑞『蘭領東印度地誌』、澁川環樹『蘭印踏破行』
676 有光社と『純粋小説全集』
677 東日大毎近衛賞「政治小説」と松永健哉『海の曙』
678 室伏高信『南進論』
679 室伏高信、日本評論社、『戦争私書』
680 養賢堂、「東亜共栄圏国土計画資料」、田中長三郎『南方植産資源論』
681 堀真琴と『世界全体主義大系』
682 ダイヤモンド社と『南洋地理大系』
683 佐藤弘、古今書院、パッサルゲ『景観と文化の発達』
684 山本熊太郎『新日本地誌』
685 村田利明『早瀬』と川瀬清『アララギ叢書解題』
686 北原白秋『橡』、「多磨叢書」、靖文社
687 東邦社『南方年鑑』
688 ウォーレス『馬来諸島』と窪田文雄『南洋の天地』
689 釈宗演、シカゴ万国宗教大会、佐藤哲朗『大アジア思想活劇』
690 ポール・ケラス、八幡関太郎訳『仏陀の福音』
691 ポール・ケーラス『悪魔の歴史』
692 金井為一郎『サンダー・シングの生涯及思想』と東光社
693 金森通倫『信仰のすゝめ』と「大正伝道叢書」
694 山室軍平『私の青年時代』と救世軍
695 畦上賢造訳『自助論』と内外出版協会
696 三井晶史『法然』
697 仲小路彰『砂漠の光』
698 『岩波哲学小辞典』、伊藤吉之助、仲小路彰
699 仏教経典叢書刊行会と立川雷平
700 東亜協会編著『北支那総覧』
701 『東亜連盟』と育生社
702 二宮尊徳偉業宣揚会と『二宮尊徳全集』
703 井東憲『南洋の民族と文化』と「東亜文化叢書」
704 藤岡通夫『アンコール・ワット』と「東亜建築撰書」
705 島村抱月『文芸百科全書』と隆文館
706 『東亜学』、日光書院、米林富男
707 「アジア内陸叢刊」と三橋富治男訳『トウルケスタン』
708 朝倉書店、「現代哲学叢書」、斎藤晌
709 鹿子木員信『すめら じあ』
710 河野省三『すめら せかい』
711 国民精神文化研究所と「国民精神文化類輯」
712 紀平正美『哲学概論』と岩波書店「哲学叢書」
713 大日本産業報国会、「産報理論叢書」、難波田春夫『日本的勤労観』
714 東洋図書と藤沢親雄『全体主義と皇道』
715 八條隆孟『ナチス政治論』と「ナチス叢書」
716 高嶋辰彦『皇戦』
717 小川晴暘『大同の石仏』と「アルス文化叢書」
718 江上波夫と東亜考古学会蒙古調査班『蒙古高原横断記』
719 蒙古善隣協会と西北研究所
720 大日本回教協会、照文閣『回教民族運動史』、川原久仁於
721 フレミング『ダッタン通信』とスミグノフ『コンロン紀行』
722 尾崎士郎『成吉思汗』
723 小谷部全一郎『増補改版成吉思汗は源義経也』
724 柳田泉『成吉思汗平話 壮年のテムヂン』
725 ドーソン、田中萃一郎訳『蒙古史』とドゥルーズ/ガタリ『千のプラトー』
726 冨山房「支那歴史地理叢書」と内田吟風『古代の蒙古』
727 平凡社『東洋歴史大辞典』
728 創元社「アジア問題講座」
729 萬里閣書房『大支那大系』
730 山本実彦『蒙古』とハルヴァ『シャマニズム』
731 昭和十七年の『大興安嶺探検』
732 磯野富士子『冬のモンゴル』
733 博文館「最新世界紀行叢書」とベヒトールト『ヒマラヤに挑戦して』
734 小池新二『汎美計画』
735 ウラヂミルツォフ『蒙古社会制度史』
736 日本公論社とシチェグロフ、吉村柳里訳『シベリヤ年代史』
737 桑名文星堂とロストウツエフ『古代の南露西亜』
738 座右宝刊行会とアンダーソン『黄土地帯』
739 土居客郎、恒星社、渡辺敏夫『暦』
740 須井一『清水焼風景』
741 葦牙書房、森本六爾、松本清張「断碑」
742 松本清張「断碑」のモデルと濱田耕作『東洋美術史研究』
743 森本六爾と雄山閣「考古学講座」
744 中谷治宇二郎『考古学研究への旅』と『ドキュマン』
745 東京人類学会編『日本民族』と東大人類学教室の選科生たち
746 翰林書房『ミネルヴァ』と甲野勇
747 喜田貞吉『福神』
748 直良信夫と松本清張「石の骨」
749 小寺融吉『郷土民謡舞踊辞典』と市村宏
750 宮尾しげを、『をどりの小道具』、能楽書林
751 丸岡明『或る生涯』と『作家自選短篇小説傑作集』
752 人文書院の文芸書出版と『文芸日本』
753 カーリングトン、関昌祐訳『現代心霊現象の研究』と福来友吉
754 桑原天然「精神霊動」シリーズと開発社
755 畝傍書房と棚瀬襄爾『民族宗教の研究』
756 富永董、北野博美、地平社書房「民俗芸術叢書」
757 柳田国男『民謡の今と昔』と新井恒易『農と田遊びの研究』
758 南江二郎『原始民俗仮面考』とレヴィ=ストロース『仮面の道』
759 伊藤長蔵、「新ぐろりあ叢書」、田中克己『楊貴妃とクレオパトラ』
760 保田与重郎『後鳥羽院』と思潮社
761 斎藤瀏『獄中の記』と『東京堂月報』
762 芝書店、ヴェルレエヌ『叡智』、中村光夫
763 東京堂、本間久雄、『日本文学全史』
764 実業之日本社と保田与重郎『美の擁護』
765 里見弴『愛と智と』
766 吉田絃二郎『おくのほそ道の記』と梅本育子『時雨のあと』
767 『新女苑』と河上徹太郎『道徳と教養』
768 「仏蘭西文学賞叢書」と『サント・ブウヴ選集』
769 柳田国男『火の昔』とシヴェルブシュ『闇をひらく光』
770 『日本国家科学大系』と統制経済
771 保田与重郎『日本語録』と「新潮叢書」
772 本間久雄『エレン・ケイ思想の真髄』と原田実
773 エレン・ケイ『恋愛と結婚』とハヴロック・エリス
774 大同館、阪本真三、野村隈畔
775 上田恭輔『支那骨董と美術工芸図説』と大阪屋号書店
776 神谷敏夫『最新日本著作者辞典』と「大同館発行分類図書目録」
777 北野博美『変態性欲講義』
778 コーリアット『変態心理』と大日本文明協会
779 羽太鋭治、澤田順次郎『最近犯罪の研究』と天弦堂
780 マックス・ノルダウ『現代の堕落』
781 ロンブロオゾオ『天才論』と辻潤
782 井伏鱒二『多甚古村』、河出書房、「書きおろし長編小説叢書」
783 「記録文学叢書」、前田河広一郎『サッコ・ヴァンゼッティ事件』、井伏鱒二『ジョン万次郎漂流記』
784 飯島正他『欧米シナリオ傑作集』
785 河出書房「短篇集叢書」
786 岸田国士『力としての文化』
787 新潮社『昭和名作選集』と阿部知二『北京』
788 ゴビ沙漠学術探検隊編『ゴビの沙漠』と目黒書店
789 『阿部知二自選集』と「野の人」
790 河出書房と『新世界文学全集』
791 河出書房『バルザック全集』と『セラフィタ』
792 野上巖とクルティウス『バルザック論』
793 杉山英樹『バルザックの世界』
794 河出書房『ボードレール全集』とベンヤミン
795 『プロスペル・メリメ全集』と堀辰雄訳「マダマ・ルクレチア小路」
796 細川書店、「細川叢書」、『天野貞祐著作集』
797 リラダン『トリビュラ・ボノメ』と「白鳥扼殺者」
798 弘文堂と辰野隆『印象と追憶』
799 辰野隆『仏蘭西文学』と改造社『フロオベエル全集』
800 白水社『吉江喬松全集』とゾラ
あとがき
人名索引
602 大畑達雄と大畑書店
603 服部之総『黒船前後』と国際文化情報社『画報近代百年史』
604 千倉書房、白柳秀湖、籠山京『勤労者休養問題の研究』
605 寺島徳治、文理書院、『人生手帖』
606 山本茂実『葦』、大和書房、青春出版社
607 清水俊二と六興出版社
608 文芸誌『風雪』、風雪社、小笠原貴雄『風雪』
609 山田静雄、小壺天書房、春陽文庫
610 ウィットフォーゲル『東洋的社会の理論』
611 ゾンバルト『三つの経済学』と『恋愛と贅沢と資本主義』
612 ゾラ『金』、博文館、大鐙閣
613 ゾンバルト『ユダヤ人と資本主義』、長野敏一、国際日本協会
614 ヘンリー・フォード『世界の猶太人網』と包荒子
615 国際政経学会、『猶太研究』、増田正雄
616 フオイヒトワンゲル、谷譲次訳『猶太人ジユス』
617 ウージェーヌ・シュー『さまよえるユダヤ人』
618 日比野士朗『呉淞クリーク』と杉森久英『大政翼賛会前後』
619 林芙美子『北岸部隊』
620 上田広『緑の城』
621 棟田博『台児荘』
622 吉川英治『草莽寸心』
623 『明治文化全集』、成島柳北、山田風太郎
624 三木清編『新版現代哲学辞典』
625 河出書房「廿世紀思想」と『神秘主義 象徴主義』
626 冨山房『カトリック大辞典』
627 オットー『聖なるもの』とイデア書院
628 河出書房『シナリオ文学全集』
629 ニッチ著、飯島正訳『ムッソリィニ恐怖政治と牢獄脱走記』
630 往来社、「映画科学研究叢書」、フリーチェ『芸術社会学の諸問題』
631 勝野金政『赤露脱出記』
632 新潮社「社会問題講座」、木村毅、大宅壮一
633 大杉栄訳『種の起原』と佐藤義亮
634 丘浅次郎『進化論講話』と開成館
635 内外社「綜合ヂャーナリズム講座」と「綜合プロレタリア芸術講座」
636 「国際最鋭文学叢書」とシャルラー『祖国のない仲間』
637 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅰ
638 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅱ
639 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅲ
640 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅳ
641 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅴ
642 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅵ
643 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅶ
644 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅷ
645 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅸ
646 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅹ
647 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅺ
648 「綜合ヂャーナリズム講座」Ⅻ
649 サトウハチロー『エンコの六』と松本清太郎
650 日本評論社『楚人冠全集』と小林康達『七花八裂』
651 仏教清徒同志会、『新仏教』、神智学
652 ブラヴァツキー『霊智学解説』
653 ゴルドン、高楠順次郎訳『弘法大師と景教』
654 藤無染『英和対訳 二聖の福音』
655 世界文庫刊行会『世界聖典外纂』
656 世界文庫刊行会と松宮春一郎
657 荒木茂と宮本百合子『伸子』
658 鈴木重信と『耆那教聖典』
659 ピッシェル『仏陀の生涯と思想』
660 田中達と『死者之書』
661 坂本健一と『コーラン経』
662 博文館「興亜全書」、井筒俊彦『アラビア思想史』、前嶋信次『アラビア学への途』
663 光の書房と上田光雄
664 青磁社版『嘔吐』、馬淵量司、美和書院
665 佐伯好郎『景教碑文研究』
666 シュタイナー『三重組織の国家』と浮田和民
667 杉浦貞二郎と「基督教各派源流」
668 川辺喜三郎と「フリーメーソンリー」
669 境野哲『印度仏教史綱』と森江書店
670 今北洪川『禅海一瀾』
671 高嶋米峰と丙午出版社
672 大日本雄弁会『高嶋米峰氏大演説集』
673 丙午出版社と木村泰賢『原始仏教思想論』
674 加藤咄堂『大死生観』、井冽堂、積文社
675 有光社、大谷光瑞『蘭領東印度地誌』、澁川環樹『蘭印踏破行』
676 有光社と『純粋小説全集』
677 東日大毎近衛賞「政治小説」と松永健哉『海の曙』
678 室伏高信『南進論』
679 室伏高信、日本評論社、『戦争私書』
680 養賢堂、「東亜共栄圏国土計画資料」、田中長三郎『南方植産資源論』
681 堀真琴と『世界全体主義大系』
682 ダイヤモンド社と『南洋地理大系』
683 佐藤弘、古今書院、パッサルゲ『景観と文化の発達』
684 山本熊太郎『新日本地誌』
685 村田利明『早瀬』と川瀬清『アララギ叢書解題』
686 北原白秋『橡』、「多磨叢書」、靖文社
687 東邦社『南方年鑑』
688 ウォーレス『馬来諸島』と窪田文雄『南洋の天地』
689 釈宗演、シカゴ万国宗教大会、佐藤哲朗『大アジア思想活劇』
690 ポール・ケラス、八幡関太郎訳『仏陀の福音』
691 ポール・ケーラス『悪魔の歴史』
692 金井為一郎『サンダー・シングの生涯及思想』と東光社
693 金森通倫『信仰のすゝめ』と「大正伝道叢書」
694 山室軍平『私の青年時代』と救世軍
695 畦上賢造訳『自助論』と内外出版協会
696 三井晶史『法然』
697 仲小路彰『砂漠の光』
698 『岩波哲学小辞典』、伊藤吉之助、仲小路彰
699 仏教経典叢書刊行会と立川雷平
700 東亜協会編著『北支那総覧』
701 『東亜連盟』と育生社
702 二宮尊徳偉業宣揚会と『二宮尊徳全集』
703 井東憲『南洋の民族と文化』と「東亜文化叢書」
704 藤岡通夫『アンコール・ワット』と「東亜建築撰書」
705 島村抱月『文芸百科全書』と隆文館
706 『東亜学』、日光書院、米林富男
707 「アジア内陸叢刊」と三橋富治男訳『トウルケスタン』
708 朝倉書店、「現代哲学叢書」、斎藤晌
709 鹿子木員信『すめら じあ』
710 河野省三『すめら せかい』
711 国民精神文化研究所と「国民精神文化類輯」
712 紀平正美『哲学概論』と岩波書店「哲学叢書」
713 大日本産業報国会、「産報理論叢書」、難波田春夫『日本的勤労観』
714 東洋図書と藤沢親雄『全体主義と皇道』
715 八條隆孟『ナチス政治論』と「ナチス叢書」
716 高嶋辰彦『皇戦』
717 小川晴暘『大同の石仏』と「アルス文化叢書」
718 江上波夫と東亜考古学会蒙古調査班『蒙古高原横断記』
719 蒙古善隣協会と西北研究所
720 大日本回教協会、照文閣『回教民族運動史』、川原久仁於
721 フレミング『ダッタン通信』とスミグノフ『コンロン紀行』
722 尾崎士郎『成吉思汗』
723 小谷部全一郎『増補改版成吉思汗は源義経也』
724 柳田泉『成吉思汗平話 壮年のテムヂン』
725 ドーソン、田中萃一郎訳『蒙古史』とドゥルーズ/ガタリ『千のプラトー』
726 冨山房「支那歴史地理叢書」と内田吟風『古代の蒙古』
727 平凡社『東洋歴史大辞典』
728 創元社「アジア問題講座」
729 萬里閣書房『大支那大系』
730 山本実彦『蒙古』とハルヴァ『シャマニズム』
731 昭和十七年の『大興安嶺探検』
732 磯野富士子『冬のモンゴル』
733 博文館「最新世界紀行叢書」とベヒトールト『ヒマラヤに挑戦して』
734 小池新二『汎美計画』
735 ウラヂミルツォフ『蒙古社会制度史』
736 日本公論社とシチェグロフ、吉村柳里訳『シベリヤ年代史』
737 桑名文星堂とロストウツエフ『古代の南露西亜』
738 座右宝刊行会とアンダーソン『黄土地帯』
739 土居客郎、恒星社、渡辺敏夫『暦』
740 須井一『清水焼風景』
741 葦牙書房、森本六爾、松本清張「断碑」
742 松本清張「断碑」のモデルと濱田耕作『東洋美術史研究』
743 森本六爾と雄山閣「考古学講座」
744 中谷治宇二郎『考古学研究への旅』と『ドキュマン』
745 東京人類学会編『日本民族』と東大人類学教室の選科生たち
746 翰林書房『ミネルヴァ』と甲野勇
747 喜田貞吉『福神』
748 直良信夫と松本清張「石の骨」
749 小寺融吉『郷土民謡舞踊辞典』と市村宏
750 宮尾しげを、『をどりの小道具』、能楽書林
751 丸岡明『或る生涯』と『作家自選短篇小説傑作集』
752 人文書院の文芸書出版と『文芸日本』
753 カーリングトン、関昌祐訳『現代心霊現象の研究』と福来友吉
754 桑原天然「精神霊動」シリーズと開発社
755 畝傍書房と棚瀬襄爾『民族宗教の研究』
756 富永董、北野博美、地平社書房「民俗芸術叢書」
757 柳田国男『民謡の今と昔』と新井恒易『農と田遊びの研究』
758 南江二郎『原始民俗仮面考』とレヴィ=ストロース『仮面の道』
759 伊藤長蔵、「新ぐろりあ叢書」、田中克己『楊貴妃とクレオパトラ』
760 保田与重郎『後鳥羽院』と思潮社
761 斎藤瀏『獄中の記』と『東京堂月報』
762 芝書店、ヴェルレエヌ『叡智』、中村光夫
763 東京堂、本間久雄、『日本文学全史』
764 実業之日本社と保田与重郎『美の擁護』
765 里見弴『愛と智と』
766 吉田絃二郎『おくのほそ道の記』と梅本育子『時雨のあと』
767 『新女苑』と河上徹太郎『道徳と教養』
768 「仏蘭西文学賞叢書」と『サント・ブウヴ選集』
769 柳田国男『火の昔』とシヴェルブシュ『闇をひらく光』
770 『日本国家科学大系』と統制経済
771 保田与重郎『日本語録』と「新潮叢書」
772 本間久雄『エレン・ケイ思想の真髄』と原田実
773 エレン・ケイ『恋愛と結婚』とハヴロック・エリス
774 大同館、阪本真三、野村隈畔
775 上田恭輔『支那骨董と美術工芸図説』と大阪屋号書店
776 神谷敏夫『最新日本著作者辞典』と「大同館発行分類図書目録」
777 北野博美『変態性欲講義』
778 コーリアット『変態心理』と大日本文明協会
779 羽太鋭治、澤田順次郎『最近犯罪の研究』と天弦堂
780 マックス・ノルダウ『現代の堕落』
781 ロンブロオゾオ『天才論』と辻潤
782 井伏鱒二『多甚古村』、河出書房、「書きおろし長編小説叢書」
783 「記録文学叢書」、前田河広一郎『サッコ・ヴァンゼッティ事件』、井伏鱒二『ジョン万次郎漂流記』
784 飯島正他『欧米シナリオ傑作集』
785 河出書房「短篇集叢書」
786 岸田国士『力としての文化』
787 新潮社『昭和名作選集』と阿部知二『北京』
788 ゴビ沙漠学術探検隊編『ゴビの沙漠』と目黒書店
789 『阿部知二自選集』と「野の人」
790 河出書房と『新世界文学全集』
791 河出書房『バルザック全集』と『セラフィタ』
792 野上巖とクルティウス『バルザック論』
793 杉山英樹『バルザックの世界』
794 河出書房『ボードレール全集』とベンヤミン
795 『プロスペル・メリメ全集』と堀辰雄訳「マダマ・ルクレチア小路」
796 細川書店、「細川叢書」、『天野貞祐著作集』
797 リラダン『トリビュラ・ボノメ』と「白鳥扼殺者」
798 弘文堂と辰野隆『印象と追憶』
799 辰野隆『仏蘭西文学』と改造社『フロオベエル全集』
800 白水社『吉江喬松全集』とゾラ
あとがき
人名索引
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