タイトル 飛鳥高探偵小説選Ⅴ
刊行日 2020年3月12日
著者 飛鳥 高
定価 4,000円+税
ISBN 978-4-8460-1838-2
Cコード C0093
ページ数 432
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 122
内容
長編「ガラスの檻」を巻頭に置き、デビュー直後の短編「湖」から断筆直前の単行本未収録中編「プルタバの流れ」まで全16作を収録。御年98歳を迎えた日本推理小説文壇最長老の作家・飛鳥高の探偵小説集第5弾にして集大成。江戸川乱歩や大下宇陀児ら探偵小説文壇の巨匠との思い出を語った書下ろしエッセイ「遠足」を収録した、著者白寿記念出版第2弾!
著者紹介
飛鳥高(あすか・たかし)
 1921年、山口県生まれ。本名・烏田専右(からすだ・せんすけ)。東京帝国大学工業学部卒業。工学博士。1946年、『宝石』懸賞探偵小説「犯罪の場」を投じて入選、翌年、同誌に掲載されデビュー。短編と並行して『死を運ぶトラック』(59)や『死にぞこない』(60)などの書下ろし長編を精力的に発表、62年に長編「細い赤い糸」で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞する。75年にコンクリート工学の研究で日本建築学会賞受賞後、本業多忙のため短編「とられた鏡」(76)を最後に断筆状態が続いたが、1990年、旧友が出版社を立ち上げた記念に長編「青いリボンの誘惑」を書き下ろし、久々に新作を発表した。2001年、日本推理作家名誉会員となる。
目次
ガラスの檻
 *

犠牲者
ギャングの帽子

二粒の真珠
埋める
細すぎた脚
誘かい魔
短刀
ビラとばら
みずうみの死
東京駅4時30分
計算機
カメレオンの街
プルタバの流れ
 *
マネキン人形事件

【書下ろしエッセイ】遠足

解題 横井 司
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