タイトル | 香住春吾探偵小説選Ⅱ |
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刊行日 | 2016年1月20日 |
著者 | 香住春吾 |
定価 | 3,600円円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1500-8 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 404 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 94 |
内容
幻の懸賞入選作「片目珍作君」を復刻! 創作復帰後の大阪府警《西荻署シリーズ》まで、関西在住の放送作家が書いたユーモア・ミステリを集成した探偵小説選第2巻! ボーナストラックとして、『週刊朝日』懸賞実話に入選した「ポマードと白粉」も収録。
著者紹介
香住春吾(かすみ・しゅんご)
1909(明42)年生まれ。本名・浦辻良三郎。別名・香住春作。京都符生まれ。1937(昭12)年、『週刊朝日』の懸賞実話に「白粉とポマード」が入選。戦後間もなく、後の関西探偵作家クラブの前身、神戸探偵小説クラブに参加し、48年、春作名義のユーモア・コント「見合令嬢」で小説家としてデビュー。49年、「カロリン海盆」で『宝石』短篇懸賞選外佳作。ラジオ放送作家として活躍し始めた50年に、筆名を春吾と改名。ユーモラスな語り口のミステリを得意とした。テレビ時代に入って放送作家業が多忙となり、55年の「間貫子の死」をもって小説の筆はいったん途絶えた。1993(平5)年、歿。
1909(明42)年生まれ。本名・浦辻良三郎。別名・香住春作。京都符生まれ。1937(昭12)年、『週刊朝日』の懸賞実話に「白粉とポマード」が入選。戦後間もなく、後の関西探偵作家クラブの前身、神戸探偵小説クラブに参加し、48年、春作名義のユーモア・コント「見合令嬢」で小説家としてデビュー。49年、「カロリン海盆」で『宝石』短篇懸賞選外佳作。ラジオ放送作家として活躍し始めた50年に、筆名を春吾と改名。ユーモラスな語り口のミステリを得意とした。テレビ時代に入って放送作家業が多忙となり、55年の「間貫子の死」をもって小説の筆はいったん途絶えた。1993(平5)年、歿。
目次
【創作篇】
片目珍作君
吾助の帰宅
暗い墓場
仁清の茶壺
一割泥棒
損をするのはいや
哀しき死神
ポマードと白粉
【評論・随筆篇】
片目珍作君の弁
乱歩さんと私
近頃不愉快なこと
支部の在り方について
十五年目に思う
乱歩先生への借り
"探偵小説"尋ね人
私と探偵小説
関西探偵作家クラブのころ
アンケート
解題(横井 司)
片目珍作君
吾助の帰宅
暗い墓場
仁清の茶壺
一割泥棒
損をするのはいや
哀しき死神
ポマードと白粉
【評論・随筆篇】
片目珍作君の弁
乱歩さんと私
近頃不愉快なこと
支部の在り方について
十五年目に思う
乱歩先生への借り
"探偵小説"尋ね人
私と探偵小説
関西探偵作家クラブのころ
アンケート
解題(横井 司)
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