タイトル 初期経典にみる釈尊の戦争観
サブタイトル シャカ族滅亡の伝承を読む
刊行日 2023年4月28日
著者 多田武志
定価 3000円+税
ISBN 978-4-8460-2260-0
Cコード 0015
ページ数 272
判型 四六
製本 上製
内容
非暴力・非戦と仏教の立場。

“不殺生”を標榜する仏教者が戦争に巻き込まれた場合、
どのような対応が可能なのか—この困難な実践的課題を〈釈尊の思想と行動〉から読み解く!
著者紹介
多田武志(ただ・たけし)
1941年、神戸市生まれ。新聞・書籍編集、研究所法人事務職を経て、2001年、退職。その間、広く宗教と文学に関する評論活動を続ける。近年は初期の経典資料による「仏伝研究」に取り組む。2017年、仏教大学大学院文学研究科(仏教学専攻)修士課程修了。主な論文に「人間は何を成し得るか」「現代作家を読む」「開高健論」「瀧井孝作覚書」「鴨長明 隠遁と仏教」など。著作に『アフリカの宗教と心』『山本周五郎を読み直す』がある。
目次
はじめに
第一章 種族主義の栄光と挫折
第二章 王権と仏教サンガ
第三章 インド思想における暴力の問題
第四章 種族滅亡と宿業論
点描―成道後の釈尊 
あとがきにかえて―大乗思想と不殺生
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