タイトル | 日蓮誕生 |
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サブタイトル | いま甦る実像と闘争 |
刊行日 | 2022年11月1日 |
著者 | 江間浩人 |
定価 | 2200円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2220-4 |
Cコード | C0015 |
ページ数 | 304 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
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内容
日蓮<出生>の謎を解く!
「まさにコロンブスの卵だ」
本郷和人氏(東京大学史料編纂所教授)が驚愕した日蓮研究の最前線が、これだ。
日蓮は貧しい漁民か役人の子とされる。ならば何故、幕府は一介の僧を二度も流罪にしたのか。政権が恐れたのは政治的影響力で、出生に関係する。論考は、門弟との関係を分析し、日蓮の父母に辿り着く。実は教団は将軍家に近かった。日蓮から見た鎌倉史はスリリングだ。信仰の原形も再現する。
<本郷和人氏推薦!>
なぜ、今まで気付けなかった?「日蓮の出自について」には驚愕し、納得した。「日蓮と将軍家」は解釈は分かれようが、私は大好きだ。日蓮を政治から見てみる。面白い! ――帯より――
「まさにコロンブスの卵だ」
本郷和人氏(東京大学史料編纂所教授)が驚愕した日蓮研究の最前線が、これだ。
日蓮は貧しい漁民か役人の子とされる。ならば何故、幕府は一介の僧を二度も流罪にしたのか。政権が恐れたのは政治的影響力で、出生に関係する。論考は、門弟との関係を分析し、日蓮の父母に辿り着く。実は教団は将軍家に近かった。日蓮から見た鎌倉史はスリリングだ。信仰の原形も再現する。
<本郷和人氏推薦!>
なぜ、今まで気付けなかった?「日蓮の出自について」には驚愕し、納得した。「日蓮と将軍家」は解釈は分かれようが、私は大好きだ。日蓮を政治から見てみる。面白い! ――帯より――
著者紹介
江間浩人(えま・ひろと)
1970年東京生まれ。仏教系大学卒業後、サラリーマン生活の傍ら日蓮を研究。先哲会会員。本郷和人東京大学史料編纂所教授に師事。所収論文の初出は「日蓮と政治」(『法然思想』Vol.4 2016)、『日蓮仏法論』は「ミステリーな日蓮」(論創社HP論創通信)を改訂。
1970年東京生まれ。仏教系大学卒業後、サラリーマン生活の傍ら日蓮を研究。先哲会会員。本郷和人東京大学史料編纂所教授に師事。所収論文の初出は「日蓮と政治」(『法然思想』Vol.4 2016)、『日蓮仏法論』は「ミステリーな日蓮」(論創社HP論創通信)を改訂。
目次
Ⅰ 日蓮の出自について
Ⅱ 日蓮と将軍家
Ⅲ 日蓮と政治
Ⅳ 日蓮仏法論
Ⅱ 日蓮と将軍家
Ⅲ 日蓮と政治
Ⅳ 日蓮仏法論
備考
『日蓮誕生』に以下のまちがった記述がありました。お詫びして訂正いたします。
正誤表
訂正箇所 誤 正
12頁9行目 夫・祐照 嫡男・祐信(以下同じ)
24頁1行目 守護職 官職
68頁6行目 伊藤二郎 伊藤㋸ママ二郎
137頁7行目 義時と時房 時房と泰時
158頁6行目 伺える うかがえる
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