カテゴリー:論創通信
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『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.026
Ⅲ 日蓮と政治 日蓮仏法の政治性 熱原法難と「日蓮一門」の強調 身延入山後の一二七九(弘安二)年、熱原地方で農民信徒への弾圧が発生した。日蓮は、門弟の暴走による不測の事態を恐れ、早期…詳細を見る -
矢口英祐のナナメ読み #090 『江戸期における河川舟運と流域生活圏の形成』
No.90『江戸期における河川舟運と流域生活圏の形成』 矢口英佑 本書は書名に見えるように「江戸期の河川舟運」…詳細を見る -
矢口英祐のナナメ読み #089 『未完の平和記念都市』
No.89『未完の平和記念都市』 矢口英佑 軍人恩給の受給者が千人台になっているという記事が最近の新聞に掲載されていたと記憶する。兵士として戦場にかり出された人…詳細を見る -
【書評】世尊寺殿の猫
日刊ゲンダイDIGITALの「週間読書日記」(2024/10/1付け)で、 作家の須賀しのぶ氏に『世尊寺殿の猫』を紹介していただきました。 ……………………………………………………………………………………………詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.025
Ⅲ 日蓮と政治 日蓮仏法の政治性 政権の公認と身延入山 日朗と比企能本は、佐渡赦免後の日蓮を迎えようと比企が谷に妙本寺を創建していた。比企が谷は頼朝以来、将軍家ゆかりの地である。得宗…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.024
Ⅲ 日蓮と政治 日蓮仏法の政治性 密教破折の曼陀羅 日蓮の教説は、佐渡への流罪以前と流罪後では大きく異なる。日蓮自身も、その点を理解するよう門下に教授している。 …詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.023
Ⅲ 日蓮と政治 日蓮仏法の政治性 寺社利権と弾圧の動機 ここで、忍性など高僧らが日蓮を排撃した理由を考察しておきたい。 そもそも日蓮排撃の理由が教義上の問題…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #086 『いのちのかたち』
No.86『いのちのかたち』 矢口英佑 本書『いのちのかたち』は写真家・江成常夫の作品集である。テーマは「いのち」ある物の生と死、そして新たな生の誕生への予兆だろうか。 &n…詳細を見る