カテゴリー:日蓮誕生
-
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.030
Ⅳ 日蓮仏法論 〈南無妙法蓮華経とは〉 東国武家に人気がなかった法華経 平安末に急速に力をつけ、歴史の舞台に踊り出た東国武士でしたが、鎌倉時代に入っても漢文を読むことは難しかったようです…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.029
Ⅳ 日蓮仏法論 〈南無妙法蓮華経とは〉 南無妙法蓮華経って何? 南無妙法蓮華経と世界で初めて祈ったのは日蓮である、と思っている人も多いと思います。確かに、南無妙法蓮華経を南無阿弥陀仏のよ…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.028
Ⅳ 日蓮仏法論 南無妙法蓮華経とは 内村鑑三が選んだ日蓮 内村鑑三(一八六一-一九三〇)は、日本の文化・思想を西欧に向けて紹介するために、五人の日本人を選び、その生涯を英語で描きまし…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.027
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 おわりに 日蓮の思想は、執権政治を諌めた「立正安国論」に代表される。「正(法)を立て国を安んじる」という主著のタイトルからも明らかなように、日蓮の関…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.026
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 熱原法難と「日蓮一門」の強調 身延入山後の一二七九(弘安二)年、熱原地方で農民信徒への弾圧が発生した。日蓮は、門弟の暴走による不測の事態を恐れ、早期…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.025
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 政権の公認と身延入山 日朗と比企能本は、佐渡赦免後の日蓮を迎えようと比企が谷に妙本寺を創建していた。比企が谷は頼朝以来、将軍家ゆかりの地である。得宗…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.024
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 密教破折の曼陀羅 日蓮の教説は、佐渡への流罪以前と流罪後では大きく異なる。日蓮自身も、その点を理解するよう門下に教授している。 …詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.023
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 寺社利権と弾圧の動機 ここで、忍性など高僧らが日蓮を排撃した理由を考察しておきたい。 そもそも日蓮排撃の理由が教義上の問題…詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.022
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮仏法の政治性〉 題目と念仏 前章では日蓮教団の政治的立場を見てきた。次に日蓮が唱える教説が、当時の政治権力にどのように映ったかを考察したい。 …詳細を見る -
『日蓮誕生——いま甦る実像と闘争』No.021
Ⅲ 日蓮と政治 〈日蓮教団の政治的立場〉 安達泰盛と平頼綱の抗争 日蓮の後期(一二七二-八二)は、時宗の治世にあたっており、この時期、幕府内では安達泰盛と平頼綱との抗争が進行していた。泰…詳細を見る