タイトル 「現代能楽集」の挑戦 鍊肉工房1971-2017
刊行日 2018年10月11日
著者 岡本章 編著
定価 4,800+税
ISBN 978-4-8460-1710-1
Cコード 0074
ページ数 660
判型 A5
製本 上製
内容
鍊肉工房45周年記念出版
実験性と根源性に貫かれた、その驚くべき営為の全貌!
能を現代に活かす、「錬肉工房」の多岐に亘る活動を軸に、各界の第一人者による論考、エッセイ、対談などを収録し、「伝統と現代」の根底の課題を多面的に考察する!
著者紹介
岡本章(おかもと・あきら)
一九四九年奈良生まれ。演出家・俳優。
鍊肉工房芸術監督。早稲田大学第一文学部演劇専修卒業。一九七一年の創設より鍊肉工房を主宰し、全作品の演出を行う。二〇〇六年から二〇一八年まで明治学院大学文学部芸術学科教授を務める。二〇一六年度第38回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。主要演出作品として、現代能『水の声』、現代能『無』、『ハムレットマシーン』、『オイディプス』、『西埠頭/鵺』など。海外公演は、イタリア・サンタルカンジェロ演劇祭、韓国・華城国際演劇祭、ルーマニア・シビウ国際演劇祭、モルドバ・BITEI国際演劇祭に招聘参加。著書に、編著『鍊肉工房・ハムレットマシーン全記録』、『大野一雄・舞踏と生命』、共編著『武智鉄二 伝統と前衛』。
目次
はじめに                    第1章 論考
1 「現代能楽集」の作業 岡本 章
2 〈形〉について――現代能『水の声』の試み 岡本 章
3 現代演劇と能――「鍊肉工房」創設の頃 岡本 章
第2章 書き下ろし論考
1 実験演劇の現在形――岡本章と鍊肉工房の四十周年に寄せて 西堂行人 
2 岡本章さんの「現代能楽集」 羽田 昶 
3 岡本章と能、もしくは観世寿夫 竹本幹夫 
4 岡本章の舞台と能――現代能『春と修羅』を中心に 小田幸子 
5 エネルギーの交感――異色の現代能『ハムレットマシーン』 新野守広
第3章 エッセイ
1 詩の「ゼロ地点」をめざして 高柳 誠 
2 鍊肉工房での試み 櫻間金記 
3 態 田中 純 
4 演劇の本質力 笛田宇一郎 
5 観世寿夫先生を通じて能と岡本さんと私 鵜澤 久 
6 岡本章さんとの仕事 上杉満代
7 氷山の下 古屋和子 
8 柏アトリエの二〇一六年夏 横田桂子
第4章 シンポジウム
1 〈ことば〉のいのち、〈からだ〉の声――能のコスモロジーと身体性
     出席者・大野一雄、那珂太郎、渡邊守章、観世銕之亟、高橋康也、岡本 章
2 能と現代演劇――「現代能楽集」の試みについて
     出席者・観世榮夫、岡本 章、竹本幹夫
第5章 講演
1 舞踏のことば 大野一雄 
2 詩・声・ことば 那珂太郎 
3 能の心と身体技法 観世銕之亟
4 演劇における時間 高橋康也 
5 テクストの身体性――アルトー、クローデル、マラルメ 渡邊守章 
6 能の演技の探求と本質 観世榮夫 
7 現代演劇から見た能・狂言――音声・構エ 岡本 章 
第6章 対談・座談会
1 大野一雄との対話 大野一雄・岡本 章
2 水の声・地の声・コンピュータの声――即興性、プロセスの問題 藤枝 守・岡本 章
3 能の身体の仕掛け 観世銕之亟・岡本 章
4 能を現代に開く 岡本 章・羽田 昶
5 大きくゆれる振子となって 野村万蔵(萬)・岡本 章
6 能と現代――現代能『始皇帝』をめぐって 梅若六郎(実)・岡本 章
7 伝統と現代――横断する身体 観世榮夫・岡本 章・四方田犬彦
8 「現代能楽集」の共同作業を振り返って 櫻間金記・岡本 章・小田幸子
9 新たな能の可能性 岡本 章・小田幸子
10 ジャンル未分化のゼロ地点からの創造 鵜澤 久・岡本 章・小田幸子
第7章 資料集
1 「現代能楽集」の連作一覧
2 鍊肉工房活動公演年譜 1971―2017
3 鍊肉工房・岡本章演出作品演劇批評集成

あとがき
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