タイトル コロナ禍の日常
サブタイトル 地方の窓から見えた風景
刊行日 2020年11月下旬
著者 梅本清一
定価 1,500+税
ISBN 978-4-8460-2009-5
Cコード 0036
ページ数 176
判型 四六
製本 並製
内容
北陸の小都市に暮らす練達のジャーナリストが、揺るがぬ視点と類い稀な記録精神で書き続けた、パンデミック日乗。
人間と人間のネットワークが地域の未来を創り出す、との指摘がまぶしい。鎌田慧(ルポライター)推薦!  
著者紹介
1951年、富山県射水市生まれ。1974年北日本新聞社入社。論説委員、社会部長、政治部長、取締役編集局長、同広告局長、高岡支社長、常務社長室長、関連会社社長などを経て、2014年退任。現在は相談役。著書に『先用後利―富山家庭薬の再発見』(共著、北日本新聞社出版部)、『春秋の風―「震」の時代に生きる』(北日本新聞社)、『地方紙は地域をつくる―住民のためのジャーナリズム』(七つ森書館)、『地方議員を問う―自治・地域再生を目指して(論創社』
目次
はじめに 

3月
菊ちゃんハウス――コロナに負けるな
江浚いの風景――住民総出で用水路の泥上げ
地域を守るとは――人と人とのきずな 

4月
激震の日――県内初の感染者  
春祭り獅子舞――無念の中止 
地域ニュース――コロナで話題減り、大きな見出し 
立山連峰――神宿る山、コロナから守る?  
芸術文化の危機――日本とドイツの違い  
哀れ旬の幸――タケノコよ、海の幸よ  
スペイン風邪の記憶――木札は語る、相撲大会中止  
ソーシャルディスタンス――「言葉」を失わないで……  
コロナ死――死に目に会えぬ心痛
地域医療の崩壊――マンパワー不足心配
首長よ――政治家か、行政のトップか
安心の「証明書」――検査は誰もが、いつでも  
コロナとクマ――環境破壊の果て
 
5月
おくやみ欄――葬儀は終了しました  
コロナ世代――今考える時  
デマ、中傷――隣人を思いやる心を  
不要不急の生活――日常がシャットアウト  
命懸けの従事者――想像したい医療現場  
世界と富山――アフターコロナのリーダー  
窓の向こう――気になる車はどこへ  
もう夏なのに……――季節の感知能力奪われた?  
ポストコロナの世界――地域の一人ひとりが変える  
基準と目安――滞るPCR検査  
空間の分散化――ビルごと地方移転を  
首都機能――再び移転論議を  
今こそ地方分権――見えた決められない政治  
記念の出席者一覧――受章お祝いの会中止  
フェイスシールド――コロナ、草刈りにも役立つ  
ごみ収集――日常支え、「ありがとう」  
引きこもり――居場所失う、支援忘れず  
微笑ましい親子――学校休みで田園散歩  
地方議会の重み――コロナ対策で議論を  
足りぬマスク――地域で支える  
時間の分散――登下校の実験  
開館を続けた図書館――休校の子供ら救う  
栄冠は君に輝く――夏の甲子園中止に  
賭けマージャン――密着すれども癒着せず  
人と土の距離――コロナと無縁  
最期のいのち――重症の高齢者と若者  
パンデミックを思う――焦る政府、手綱緩め  
縮む六月地方議会――会期や質問時間短縮  
「指示待ち人間」でないために――大事な議事録  
観光客失う――立山黒部、風の盆、なじみの寿司屋  
10万円給付や支援策――自治体に権限、任せよ  
民生委員――会えなくても、支え合う  
「我が事」として――死に追い込んだ誹謗中傷 
麦秋、ついたちまんじゅうは――風習まで追いやる  

6月
本当に困っている人――相談や調査の意欲もなく  
103歳生還――いのちの重さに序列なし  
大輪の華――終息と平和を祈る  
宅配――今も昔もテイクアウト  
観光地――地元を大切にしたい  
クラスター――連帯ならぬ連鎖が怖い  
国民の犠牲――「日本モデルのお陰」「民度が違う」?  
中学三年生――学習の挽回は〝予備費〟で  
九月入学――地域の声を聞いたか  
登校――歓声、笑顔が一番  
こころ支え合う――病、障害者の目線で  
地域福祉――アフターコロナを見据え  
梅雨よ――コロナを祓え、洗え  
コロナ禍の手作りの葬儀――母を見送った家族  
ひとり親家庭――「ひとりぼっちにはさせない」  
酒場――地域・世間の空気の中で  
遥か山々――山小屋の苦境、祈願祭中止も  
下水道――コロナをキャッチ  
就農――逆風にめげず求む若者  
議員定数――今、削減する時か  
朝乃山――「人間、辛抱だ」  
始動――立山黒部、五箇山も閑散  
コロナ退散――記録に残る祈るメッセージ  
大ホール――30席の瞑想世界
飲食店経営者の意地―― 暖簾下ろさず我慢  
飲食店経営――カネ回す流れに抗して  
酒米危機――越中に美酒あり  
身近な外国人――今も昔も「水際」が重要  
移住促進の決め手――考える機能取り戻せ  
高岡銅器――プロが連携、新商品で活路  
静脈産業――循環社会が進化する  
大切なボランティア――活動停滞に苦悩  
エコバック――環境に優しく、コロナに克つ  
納涼祭中止――感染者ゼロ続きも警戒  

7月
暗い7月スタート――しわ寄せは弱い者に 
感染者ゼロストップ――危機感だけ煽るな  
1億円効果――どう使うか勝手でも、さてどこで  
新しい「生活様式」――「日常生活」に定着  
コロナ禍の豪雨災害――高齢者施設が犠牲に  
解雇と雇用――地域の住民、若者を見捨てないで  
コロナ禍の「日常の色」鮮やか――青一色、夕焼け……  
難民に思い馳せ――平和を希求、展覧会開催  
コロナ禍の戦後75年――記憶、記録に残したい戦禍  
再び移住促進――テレワークが牽引?  
思い出作り――相次ぐ学校行事中止に泣く  
「東京問題」と都道府県――国と地方自治体の責任  
障害者就労――業務受注激減、支援ピンチ  
タクシーは高齢者・弱者の助っ人――介護や買い物代行  
「Go To トラベル」――急がば回れ  
富山のくすり――フェイス・トウ・フェイス挽回なるか 
「Go To」は一律「NO」――地方大権の時代だ  
改めてコロナの怖さ――「自分さえ無症状ならいい」  
地方の病院経営――コロナ病院、町医者も  
地域社会と助け合い――コロナ克服の原点  
介護報酬引き上げ――コロナで負担は利用者に  
蘇る空き家、空き倉庫――活動の場に変身  
地蔵盆――老若男女、地域の安全祈る  
もう一つの「三蜜」――行動・言葉・こころ  
底なしの生活苦難民――社福協に殺到、外国人も  
ポイ捨てやめて――コロナ禍に空き缶、マスクも  
長い梅雨・黴雨――こころは憂鬱、野菜は高値  
病院の待合室――患者は増え、薬局も  
病院、高齢者施設の面会――見舞い、葬儀参列も制限  
感染者第1号――冷静に対応「岩手も例外でない」  
セミが鳴く――感染爆発? 梅雨明け  

8月
知恵出し行事守る――コロナに負けず前進  
テイクアウトマルシェ――地域のつながりで県内外に発信  
再びマスクの話――個人や輸入、ヒット商品も  
経路不明者が増加――県境越えの往来伴い  
うがい薬が効く?――妻が走った、日本中だった  
まだ一学期だった――通学路の児童と安全パトロール  
第一波と二波――感染拡大も、意識が変わった  
ふるさとは遠きにありて思ふもの――帰省か留まるべきか  
市長が緊急メッセージ――感染拡大お盆控え市民に要請  
被爆地を訪ねて――修学旅行中止相次ぐ  
コロナ禍のお墓掃除――増える墓守の不在  
コロナ禍の先生志望――人気劣るも人材期待  
富山アラート発令――市中感染、「昼カラ」も  
リレー花火――ケーブルTVが県内中継  
熱中症とコロナ――悩むアドバイス  
コロナ禍の終戦記念日――戦禍の悲惨さ語り継ぐ  
安心と不安な店――県の判断で「見える化」  
年の瀬に今年もそば祭り――三蜜避け、町内全戸に出前  
遥かベイルート――コロナ禍のパレスチナ・シリア難民  
夏空に立山連峰映え――移動減り環境改善?  
とっくに県内は第二波では――「警報」は早めに  
無念、敬老会は縮小――中止の「おわら」来年へ始動  
新天地・地方で就業を――田園、里山、海がある  
コロナ後に何が生まれる?――ペストの時代は?  
コロナ禍の「いっぽ」――赤ちゃんの足形、幸あれ  
伝統の「おしょうらい」復活――懐かしい線香花火も  
忙し過ぎる先生――教室やトイレ掃除も  
インフルエンザとコロナ――同時流行の備えいつまで  
首相辞任――地域・地方はどうなる  
映画「人生の約束」――新湊曳山まつり中止  
はんこ社会と握手――生活の中の変化次々と  
八月は夢花火――疎開、戦争、平和、コロナ  

参考・引用文献・資料  

おわりに 
関連書籍
ページ上部へ戻る