タイトル 「次の戦争」に備える
サブタイトル 筑波研究学園都市概成史
刊行日 2019年5月29日
著者 安部 桂司
定価 1800円円+税
ISBN 978-4-8460-1831-3
Cコード 0031
ページ数 200
判型 四六
製本 並製
内容
筑波研究学園都市は、どのようにして誕生したか。

その概成に力を尽くした竹内藤男知事・山口武平県議・梶山静六代議士、この三人の政治家を軸に、驚くべきつくば市政の実態を明らかにする。
著者紹介
安部桂司(あべ・けいじ)
福岡県生まれ。工学院大学に学ぶ。

通産省東京工業試験所、同・化学技術研究所を経て、物質工学工業技術研究所主任研究官、化学技術戦略推進機構研究開発部つくば管理事務所所長を歴任。化学専攻、朝鮮・満洲の鉱工業史の研究に従事。

この間在職中の、東京工業試験所80年史の編纂委員を務める。

単著に『研究学園都市の概成』(STEP、1995年)、共著に『北朝鮮の軍事工業化』(知泉書館、2003年)、『戦後日朝関係の研究』(同、2008年)。公害対策技術、北朝鮮科学技術にかんする論稿多数。現職・東アジア貿易研究会研究顧問。
目次
1 つくば地域政治の流れ
2 研究学園都市案内
3 筑波郡大地主・江戸英雄
4 歴代市長の失政
5 大山詣り
6 茨城県政界のドン・山口武平
7 自民党総裁選石破候補圧勝の意味とは
8 横田三郎海軍中尉はブーゲンビル島沖海戦で散る
9 竹内藤男
10 相棒は梶山静六
11 北関東型支配
12 平穏と庸才そして谷田部三派
13 谷田部三派とは?
14 目に一丁字無き奴ら
15 領袖
16 竹内藤男知事は次の戦争を考えた?
17 戦いは怨念を生む
18 つくばエクスプレス
19 B29迎撃機=月光
20 竹内を恨む
21 学研労協の登場
22 科学万博開催の背景
23 谷田部城下
24 大地主支配の終焉
25 竹内藤男の使命感
26 事務局長の躊躇い
27 怪奇現象
28 グレーターつくば構想
29 公共工事発注
30 捨て石
 年表・地図・引用文献
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