- 2025-12-23
- お知らせ
長谷部浩 著『ことばの劇場』の刊行記念として開催したトークイベント「Hiroshi Hasebe 3Days 2025」(2025年7月)のダイジェスト版を12月24日正午より、3日分を同時配信いたします!〈配信期間6か月〉
〈イベント概要〉
『ことばの劇場』刊行記念トークイベント
「Hiroshi Hasebe 3Days 2025」
場所:紀伊國屋新宿本店9Fイベントスペース
第1弾「アートとしての演劇」(2025年7月2日)
登壇者:長谷部浩×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家・演出家)
第2弾「戯曲翻訳の現在と稽古場での役割」(2025年7月5日)
登壇者:長谷部浩×松岡和子(翻訳家・演劇評論家)×広田敦郎(翻訳家)
第3弾「演劇の言葉、演劇の身体」(2025年7月7日)
登壇者:長谷部浩×野田秀樹(劇作家・演出家・役者)×前川知大(劇作家・演出家)
〈登壇者紹介〉
■長谷部浩(はせべ・ひろし)
1956年生まれ。慶應義塾大学卒。演劇評論家、東京藝術大学名誉教授。現代演劇から歌舞伎まで幅広く評論活動を展開。著書に『4秒の革命 東京の演劇1982-1992』、『傷ついた性 デヴィッド・ルヴォー演出の技法』、『野田秀樹論』、『権力と孤独 演出家 蜷川幸雄の時代』『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』、『菊五郎の色気』、『菊之助の礼儀』など。蜷川幸雄との共著に『演出術』。また、編著に『坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ』『坂東三津五郎 踊りの愉しみ』などがある。紀伊國屋演劇賞審査委員。
[長谷部浩 note] ▶︎ https://note.com/hasebehiroshi
■ケラリーノ・サンドロヴィッチ
1963年生まれ、東京都出身。劇作家、演出家、音楽家。1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。1985年「劇団健康」を旗揚げし演劇活動を開始、1993年「ナイロン100℃」を結成。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞。劇団に加え、KERA・MAP、ケムリ研究室などのユニットも主宰する。受賞歴多数。Xアカウントは「@kerasand」。
■松岡和子(まつおか・かずこ)
1942年、旧満州新京(現・長春)生まれ。翻訳家、演劇評論家、東京医科歯科大学名誉教授。英米の小説や評論、現代劇の翻訳を経て、1995年からシェイクスピア劇の翻訳に取り組む。彩の国さいたま芸術劇場の故蜷川幸雄芸術監督のもと彩の国シェイクスピア・シリーズで翻訳を担当。2021年、全戯曲の個人訳による『シェイクスピア全集』(筑摩書房ちくま文庫)を完結させ、その功績により菊池寛賞、朝日賞などを受賞。
■広田敦郎(ひろた・あつろう)
劇団四季、TPTを経て、フリーランスの戯曲翻訳者。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア』の翻訳により小田島雄志・翻訳戯曲賞。最近手がけた作品にスティーヴン・キャラム作『ザ・ヒューマンズ』、カレル・チャペック作『母』字幕(以上、新国立劇場)、キャリル・チャーチル作『数』『もしも もしせめて』(Bunkamura)
■野田秀樹(のだ・ひでき)
劇作家・演出家・役者。76年東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。92年解散。ロンドン留学を経て93年に「NODA・MAP」を設立。『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』『Q』『フェイクスピア』『兎、波を走る』『正三角関係』など、数々の話題作を発表。演劇界の旗手として国内外問わず、精力的な活動を展開。ISPA2023優秀アーティスト賞を日本人初受賞。09年10月、名誉大英勲章OBE受勲。09年度朝日賞受賞。11年6月、紫綬褒章受章。
■前川知大(まえかわ・ともひろ)
劇作家、演出家。2003年からイキウメを主宰、超常的な世界観を日常と隣り合わせで描き、時間と空間をシームレスに見せる演出を特徴とする。『散歩する侵略者』『太陽』など映画化された作品も多く、近年は韓国、台湾などで戯曲の上演が続いている。2025年『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』で読売演劇大賞最優秀演出賞ほか受賞。



















