タイトル 【完全版】悪霊の館
刊行日 2022年12月23日
著者 二階堂黎人
定価 4500円+税
ISBN 978-4-8460-2152-8
Cコード 0093
ページ数 824
判型 四六
製本 上製
内容
 二階堂黎人作家デビュー30周年記念!

 名探偵・二階堂蘭子を窮地に追い込んだ悪魔的大犯罪。予告されながら書かれる事がなかった高木彬光氏の長編探偵小説「甲冑殺人事件」へのオマージュとして執筆された著者の代表作が完全版として復刊。解説は本格ミステリへの造詣が深い人気作家・柄刀一氏。
著者紹介
二階堂黎人(にかいどう・れいと)
 1959年7月19日、東京都生まれる。中央大学理工学部卒業。1990年に第一回鮎川哲也賞へ応募した『吸血の家』が佳作入選となる。92年に講談社より上梓された『地獄の奇術師』でデビューし、古式床しい本格探偵小説の面白さを現代に甦らせる作風が大いに集めた。「人狼城の恐怖」は世界最長の本格ミステリであり、「1999年版 本格ミステリベスト10」において第1位を獲得する。大学在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長も務めており、手塚治虫研究家としても数多くの業績を残す。
編集者コメント
 二階堂黎人氏の作家デビュー三十周年を記念し、二階堂蘭子シリーズ第一期の傑作長編「悪霊の館」が完全版となって再刊されます。
 講談社文庫の二刷本(2000年9月20日発行)を底本とし、著者校正による誤植修正や誤記訂正を反映。さらに巻末資料として「作中で言及された作家・作品の索引」を付しました。
 柄刀一氏による解説と併せ、壮大なスケールの本格ミステリをお楽しみ下さい。
目次
悪霊の館

デビュー三十周年と『悪霊の館』 二階堂黎人

解説 柄刀 一(作家)
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