タイトル ジョン・ディクスン・カーを読んだ男
刊行日 2007年9月18日
著者 ウィリアム・ブリテン 著/森英俊 訳
定価 2,000 円+税
ISBN 978-4-8460-0751-5
Cコード 0097
ページ数 312
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 68
内容
巨匠J・D・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトスン。ユーモラスな結末の表題作をはじめ、「エラリー・クイーンを読んだ男」、「コナン・ドイルを読んだ男」等、ミステリへの深い愛情とあざやかな謎解き、溢れるユーモアで贈る“~を読んだ~”シリーズ全十一編。付録として,チャールズ・ディケンズの愛読者が探偵として事件に挑む「うそつき」等三編を収録。EQMMの常連作家ブリテンによる、珠玉のパロディ群をご堪能あれ。
著者紹介
ウィリアム・ブリテン 
1930年ニューヨーク、ロチェスター生まれ。1952年から86年まで教師の職に就く。64年にミステリ作家デビュー。その後、“~を読んだ~”シリーズと“ストラング先生”シリーズに代表される短編を「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」等の雑誌に精力的に発表。70年代後半からはジュヴナイル・ファンタジーを上梓している。また、ジェイムズ・ノックス名義の作品もある。

森英俊(もり・ひでとし) 
1958年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業(在学中はワセダミステリクラブに所属)。翻訳・評論活動のかたわら、ミステリ洋書専門店Murder by the Mailを運営。『世界ミステリ作家事典 本格派篇』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。
関連書籍

「二十四の瞳」からのメッセージ

澤宮 優

2400円+税

「西日本新聞」(2023年4月29日付)に書評が掲載されました。

日本の脱獄王

白鳥由栄の生涯 斎藤充功著

2200円+税

「週刊読書人」(2023年4月21日号)に書評が掲載されました。

算数ってなんで勉強するの?

子供の未来を考える小学生の親のための算数バイブル

1800円+税

台湾野球の文化史

日・米・中のはざまで

3,200円+税

ページ上部へ戻る