タイトル | スウェーデンボルグ、聖書を読む |
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サブタイトル | 「預言書」と「詩篇」の神髄 |
刊行日 | 2019年3月4日 |
著者 | エマヌエル・スウェーデンボルグ 著/高橋和夫 訳 |
定価 | 3600円円+税 |
ISBN | 9784846017996 |
Cコード | 0014 |
ページ数 | 304 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
本書はエマヌエル・スウェーデンボルグの遺稿「預言書と詩篇の内意概要」の全訳である。彼は膨大な科学的・神学的著作を執筆し、神学著作だけでも約30巻に及ぶ。そのうち遺稿のまま残されたものも多く、本訳書も管見する限り本邦初訳である。彼は『天界の秘義』で旧聖書の「創世記」「出エジプト記」の内意を解明しているが、それに続く全章の内意の概要を示し、草稿のまま残されたものの、ほぼ完成したと見なせるのが本書である。旧約聖書中、「預言書」「詩篇」が全体の約38%を占めるが、スウェーデンボルグはそれぞれの内意の要点を逐語的、連続的に示していて、その内意の普遍的な主題を分類して一覧表にしている。この内意の主題こそ、彼の聖書神学の根幹を形作っており、極めて貴重な資料となっているいる。
著者紹介
高橋和夫(たかはし・かずお)
1946年佐渡生まれ。1980年学習院大学大学院人文科学研究科満期退学。文化学園大学名誉教授。[主な著・訳・編書](1986ー2017)、「カントの生涯と学説」(E,カッシーラ著、共訳、みすず書房)、「転身期のスウェーデンボリ」(A,アクトン著、未来社)、「E,スウェーデンボルグーー持続するヴィジョン」(R,ローセン編、監修、春秋社)、「スウェーデンボルグの霊界日記」(角川文庫ソフィア)、「スウェーデンボルグの思想」(講談社現代新書)、「スウェーデンボルグの宗教世界」(人文書院)、「近代詩訳良寛詩集」(法眼慈応著、編集、春秋社)、「スウェーデンボルグ 天界と地獄」(PHP研究所)、「私の宗教」(ヘレン・ケラー著、共訳、未来社)、「霊性と東西文明」(共著、勉誠出版)他。
1946年佐渡生まれ。1980年学習院大学大学院人文科学研究科満期退学。文化学園大学名誉教授。[主な著・訳・編書](1986ー2017)、「カントの生涯と学説」(E,カッシーラ著、共訳、みすず書房)、「転身期のスウェーデンボリ」(A,アクトン著、未来社)、「E,スウェーデンボルグーー持続するヴィジョン」(R,ローセン編、監修、春秋社)、「スウェーデンボルグの霊界日記」(角川文庫ソフィア)、「スウェーデンボルグの思想」(講談社現代新書)、「スウェーデンボルグの宗教世界」(人文書院)、「近代詩訳良寛詩集」(法眼慈応著、編集、春秋社)、「スウェーデンボルグ 天界と地獄」(PHP研究所)、「私の宗教」(ヘレン・ケラー著、共訳、未来社)、「霊性と東西文明」(共著、勉誠出版)他。
目次
はじめに――解説を兼ねて、凡例、主題表、
第Ⅰ部――イザヤ書 エレミヤ書 哀歌 エゼキエル書 ダニエル書 ホセア書 ヨエル書 アモス書 オバデヤ書 ヨナ書 ミカ書 ナホム書 ハバクク書 ゼパニヤ書 ハガイ書 ゼカリア書 マラキ書
第Ⅱ部――詩篇 1−150篇
付録 スウェーデンボルグ略伝
訳者あとがき
第Ⅰ部――イザヤ書 エレミヤ書 哀歌 エゼキエル書 ダニエル書 ホセア書 ヨエル書 アモス書 オバデヤ書 ヨナ書 ミカ書 ナホム書 ハバクク書 ゼパニヤ書 ハガイ書 ゼカリア書 マラキ書
第Ⅱ部――詩篇 1−150篇
付録 スウェーデンボルグ略伝
訳者あとがき
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