タイトル | フランス史 IX |
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サブタイトル | 宗教戦争 |
刊行日 | 2022年8月24日 |
著者 | ジュール・ミシュレ著/桐村泰次訳 |
定価 | 4800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2196-2 |
Cコード | C3022 |
ページ数 | 524 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | フランス史 |
シリーズ番号 | Ⅸ |
内容
ミシュレ畢生の大著『フランス史』より、「十六世紀史」第三部「宗教戦争編」の全訳。八次にわたって続いたフランスにおける宗教戦争=「ユグノー戦争」の時代を扱う。血みどろの戦いがくり返されるなか、人間の精神的自由は一歩一歩勝ち取られていった。
著者紹介
ジュール・ミシュレ(Jules Michelet)
フランス革命末期の1798年8 月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。復古王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とする立場を貫いた。1874年2 月没。
桐村泰次(きりむら・やすじ)
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)。欧米知識人らとの対話をまとめた『西欧との対話』のほか、『仏法と人間の生き方』等の著書、訳書にジャック・ル・ゴフ『中世西欧文明』、ピエール・グリマル『ローマ文明』、フランソワ・シャムー『ギリシア文明』『ヘレニズム文明』、ジャン・ドリュモー『ルネサンス文明』、ヴァディム&ダニエル・エリセーエフ『日本文明』、ジャック・ル・ゴフ他『フランス文化史』、アンドレ・モロワ『ドイツ史』、ロベール・ドロール『中世ヨーロッパ生活誌』、フェルナン・ブローデル『フランスのアイデンティティI・II』、ミシェル・ソ他『中世フランスの文化』、ジュール・ミシュレ『フランス史』(I~VIII)(いずれも論創社)がある。
フランス革命末期の1798年8 月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。復古王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とする立場を貫いた。1874年2 月没。
桐村泰次(きりむら・やすじ)
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)。欧米知識人らとの対話をまとめた『西欧との対話』のほか、『仏法と人間の生き方』等の著書、訳書にジャック・ル・ゴフ『中世西欧文明』、ピエール・グリマル『ローマ文明』、フランソワ・シャムー『ギリシア文明』『ヘレニズム文明』、ジャン・ドリュモー『ルネサンス文明』、ヴァディム&ダニエル・エリセーエフ『日本文明』、ジャック・ル・ゴフ他『フランス文化史』、アンドレ・モロワ『ドイツ史』、ロベール・ドロール『中世ヨーロッパ生活誌』、フェルナン・ブローデル『フランスのアイデンティティI・II』、ミシェル・ソ他『中世フランスの文化』、ジュール・ミシュレ『フランス史』(I~VIII)(いずれも論創社)がある。
目次
一八五六年の序文
第一章 アンリ二世と宮廷内の確執(一五〇八〜一五一二年)
第二章 ジャルナックの不意討ち(一五四七年七月十五日)
第三章 デディアーヌとカトリーヌ、ギュイーズ一族(一五四七〜一五五九年)
第四章 スペインの策略
第五章 殉教者たち
第六章 殉教者たちの学校
第七章 ギュイーズ一族の政略(一五四八〜一五五二年)
第八章 メアリー・チューダーとフェリペ(一五二二〜一五五八年)
第九章 アンリ二世の死(一五五八〜一五五九年)
第十章 少年王フランソワ二世(一五五九〜一五六〇年)
第十一章 ギュイーズの恐怖政治(一五六〇年)
第十二章 フランソワ二世の死とギュイーズの失速(一五六〇年)
第十三章 シャルル九世の即位とオルレアン三部会(一五六一年)
第十四章 ギュイーズの対独工策(一五六二年)
第十五章 ヴァッシーの虐殺事件(一五六二年)
第十六章 第一次ユグノー戦争(一五六二〜一五六三年)
第十七章 束の間の平和(一五六三〜一五六四年)
第十八章 第二次ユグノー戦争(一五六四〜一五六七年)
第十九章 信教自由の獲得(一五六八〜一五七〇年)
第二十章 シフェリペ二世対シャルル九世(一五七〇〜一五七二年)
第二十一章 聖バルテルミー事件(一五七二年)の契機
第二十二章 王妹マルグリットとナヴァール王の結婚(一五七二年八月)
第二十三章 コリニー、撃たれて負傷(一五七二年八月二十二〜二十三日)
第二十四章 コリニーの死とルーヴルの虐殺(一五七二年八月二十二〜二十六日)
第二十五章 パリは虐殺にどう関わったか(一五七二年八月)
第二十六章 虐殺の余韻(一五七二年八〜十月)
訳者あとがき
人名索引
第一章 アンリ二世と宮廷内の確執(一五〇八〜一五一二年)
第二章 ジャルナックの不意討ち(一五四七年七月十五日)
第三章 デディアーヌとカトリーヌ、ギュイーズ一族(一五四七〜一五五九年)
第四章 スペインの策略
第五章 殉教者たち
第六章 殉教者たちの学校
第七章 ギュイーズ一族の政略(一五四八〜一五五二年)
第八章 メアリー・チューダーとフェリペ(一五二二〜一五五八年)
第九章 アンリ二世の死(一五五八〜一五五九年)
第十章 少年王フランソワ二世(一五五九〜一五六〇年)
第十一章 ギュイーズの恐怖政治(一五六〇年)
第十二章 フランソワ二世の死とギュイーズの失速(一五六〇年)
第十三章 シャルル九世の即位とオルレアン三部会(一五六一年)
第十四章 ギュイーズの対独工策(一五六二年)
第十五章 ヴァッシーの虐殺事件(一五六二年)
第十六章 第一次ユグノー戦争(一五六二〜一五六三年)
第十七章 束の間の平和(一五六三〜一五六四年)
第十八章 第二次ユグノー戦争(一五六四〜一五六七年)
第十九章 信教自由の獲得(一五六八〜一五七〇年)
第二十章 シフェリペ二世対シャルル九世(一五七〇〜一五七二年)
第二十一章 聖バルテルミー事件(一五七二年)の契機
第二十二章 王妹マルグリットとナヴァール王の結婚(一五七二年八月)
第二十三章 コリニー、撃たれて負傷(一五七二年八月二十二〜二十三日)
第二十四章 コリニーの死とルーヴルの虐殺(一五七二年八月二十二〜二十六日)
第二十五章 パリは虐殺にどう関わったか(一五七二年八月)
第二十六章 虐殺の余韻(一五七二年八〜十月)
訳者あとがき
人名索引
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