タイトル 一本足のガチョウの秘密
刊行日 2024年4月15日
著者 フランク・グルーバー 著/金井美子 訳
定価 2400円+税
ISBN 978-4-8460-2388-1
Cコード 0097
ページ数 240
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 316
内容
 ホテルの部屋に踏みこんできた借金取りと賭けをするハメになったジョニーとサムは、例によって一癖ありそうな美女と知り合い、それが原因でトラブルに巻き込まれてしまう。食料品チェーン店社長の息子が殺されて状況が悪化する中、曰くありげなガチョウ型の貯金箱と古めかしいコインを巡る争奪戦まで勃発し、サムはゴロツキに拉致されてしまう。一方、ボディガードを失ったジョニーは、貯金箱とコインの謎を解き、食料品チェーン店社長の身内を見つ出し、溜まっているホテルの部屋代を払い、借金取りを撃退してサムを助け出すという重荷を背負わされるハメに……。最後に笑うのは誰か? 貯金箱とコインに秘められた謎とは? シリーズ長編第13作を初邦訳!
著者紹介
フランク・グルーバー
 1904年、アメリカ、ミネソタ州生まれ。別名義にチャールズ・K・ボストン、ジョン・K・ヴェダー、スティーヴン・エイカー。新聞配達をしながら、作家になることを志して勉学に勤しむ。16歳で陸軍へ入隊するが一年後に除隊し、編集者に転身するも不況のため失職。パルプ雑誌へ冒険小説やウェスタン小説を寄稿するうちに売れっ子作家となり、初の長編作品 “Peace Marshal”(39)は大ベストセラーになった。1942年からハリウッドに居を移し、映画の脚本も執筆している。1969年死去。

[訳者]
金井美子(かない・よしこ)
 東京女子大学文理学部英米文学科卒業。訳書に『終わらない悪夢』、『十二の奇妙な物語』、『オールド・アンの囁き』、『オパールの囚人』(いずれも論創社)がある。
目次
一本足のガチョウの秘密
訳者あとがき
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