タイトル 幻想三重奏
刊行日 2024年7月30日発売予定
著者 ノーマン・ベロウ 著/松尾恭子 訳
定価 予価3400円+税
ページ数 352
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 321
内容
 人が消え、部屋も消え、路地まで消えた……。悪夢のような消失事件が奏でる幻想曲(ファンタジア)。果たして悪霊による心霊現象か、それとも犯罪者の巧妙なトリックか?  全編に横溢するオカルト趣味と不可能犯罪の合奏曲(アンサブル)。〈L・C・スミス警部〉シリーズの第一作を初邦訳!
著者紹介
ノーマン・ベロウ
 本名シリル・ノーマン・ベロウ。1902年、イングランド南部イースト・サセックス州、イーストボーン生まれ。詳しい経歴は不詳。生後間もなく一家でニュージーランドへ定住し、カンタベリー大学へ進学。第二次世界大戦中に六年間の軍役に就いたとされている。1934年にThe Smokers of Hashishでデビューした後、57年までに合計二十冊の長編ミステリを執筆。79年に作家活動を再開するが、僅か一冊を上梓しただけで沈黙した。1986年死去。

[訳者]
松尾恭子(まつお・きょうこ)
 熊本県生まれ。フェリス女学院大学卒。英米翻訳家。主な訳書に『ヴィクトリアン・レディーのための秘密のガイド』、『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』(ともに東京創元社)、『人と馬の五〇〇〇年史 文化・産業・戦争』(原書房)、『正直者ディーラーの秘密』(論創社)など。
目次
幻想三重奏
訳者あとがき
解説 宇佐美崇之
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