タイトル 久山秀子探偵小説選Ⅳ
刊行日 2006年7月10日
著者 久山秀子
定価 3,000 円+税
ISBN 978-4-8460-0705-8
Cコード 0093
ページ数 512
判型 A5変
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 17
内容
〈梅由兵衛捕物噺〉14篇に、幻の〈隼もの〉から、戦中に書かれた秘密日記まで、没後30年目にして未発表原稿総ざらえ。未刊行少女探偵小説も併載。
著者紹介
久山秀子(ひさやま・ひでこ)
1905(明38)年、東京下谷生まれ。本名片山襄あるいは芳村升とも。別名久山千代子。横須賀の海軍工機学校で国語の教官を務めていたが、25(大14)年、『新青年』に「浮かれている「隼」」を発表し、探偵小説界に入る。勤務先の関係から、筆名を女性の名前とし、長い間男性であることを隠していた。ジョンストン・マッカレーの「地下鉄サム」シリーズを種として、女スリ「隼お秀」が活躍する痛快な短編を37(昭12)年まで発表しつづけた。その後、文筆活動を休止していたが、戦後の55年になって「梅由兵衛捕物噺」を数編発表した。没年不詳。
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