タイトル 人新世のヒューマニズム
サブタイトル 138億年のビッグヒストリーから読み解く現代
刊行日 2024年12月11日
著者 片山博文
定価 2,500円+税
ISBN 978-4-8460-2476-5
Cコード C3010
ページ数 232
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 桜美林大学叢書
シリーズ番号 022
内容
人工知能が人間の知性を超えようとする今、
人間は他の生命に対して優越性があるといえるのか。
「人新世(じんしんせい)」と呼ばれる現代にあって、
本書は21世紀の「人間とは何か」との問い直しと新たなヒューマニズムの構築を、
ビッグヒストリーの視点から行う試みである。
著者紹介
片山博文(かたやま・ひろふみ)
桜美林大学リベラルアーツ学群教授。1963年生れ。
1992年、東京大学文学部ロシア語·ロシア文学科卒業。
1997 年、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。
専門は環境経済学、比較経済体制論、ビッグヒストリー。
現在、国際ビッグヒストリー学会理事。
著書に『自由市場とコモンズ―環境財政論序説』(2008年、時潮社)、『北極をめぐる気候変動の政治学―反所
有的コモンズ論の試み』(2014年、文真堂)。
訳書にシンシア·ストークス·ブラウン『ビッグバンからあなたまでー若い読者に贈る138億年全史』(共訳、2024年、亜紀書房)がある。
目次
目次◎人新世(じんしんせい)のヒューマニズム

序 論 ビッグヒストリーの人間像とコモンズ像
第1章 宇宙飛行士による〈宇宙的視点〉の諸相
第2章 ディープタイム思考
第3章 宇宙的ヒューマニズム
第4章 複雑性を再考する
第5章 銀河人の経済学
第6章 歌う惑星
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