タイトル 光石介太郎探偵小説選
刊行日 2013年10月1日
著者 光石介太郎
定価 3,600 円+税
ISBN 978-4-8460-1269-4
Cコード 0093
ページ数 368
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 67
内容
乱歩の勧めで文学に転向した男。光石介太郎から青砥一二郎に至る探偵小説から〈純文学〉への軌跡をたどる。昭和初期の探偵文壇を垣間見させる貴重な回想録を併載。
著者紹介
光石 介太郎(みついし かいたろう)
1910(明43)年、福岡県生まれ。別名・鶏山文作、鷄山稲平、青砥一二郎。東京外語大学ポルトガル語科中退。1931(昭6)年、本名の光石太郎名義で「十八号室の殺人」を『新青年』に発表してデビュー。上京後は江戸川乱歩に師事し、筆名を光石介太郎と改め、次々と作品を発表。戦後になってからは青砥一二郎の筆名で創作活動を続けた。75年、雑誌『幻影城』に「三番館の蒼蠅」を発表し、光石名義を復活させた。1984(昭59)年、病歿。
目次
【創作篇】
十八号室の殺人
霧の夜
綺譚六三四一

空間心中の顛末
皿山の異人屋敷
十字路へ来る男
魂の貞操帯
基督を盗め
類人鬼
秘めた写真
鳥人誘拐
遺書綺譚
廃墟の山彦
ぶらんこ
豊作の頓死
大頭の放火
死体冷凍室
あるチャタレー事件
船とこうのとり
三番館の蒼蠅

【評論・随筆篇】
作者の言葉(「奇譚六三四一」)
無題
YDNペンサークルの頃
私の探偵小説観
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名軍師と名将たち
ハガキ回答

解題(横井 司)
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