タイトル 吉本隆明質疑応答集〈3〉
サブタイトル 人間・農業
刊行日 2018年2月6日
著者 吉本隆明
定価 2600円+税
ISBN 978-4-8460-1613-5
Cコード 0090
ページ数 360
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 吉本隆明質疑応答集
シリーズ番号 3
内容
1971年から98年にわたる、人間・農業に関する「質疑応答」の集大成。「自己とは何か」、「異常の分散──母の物語」、「安藤昌益の『直耕』について」講演後、他の15篇を収める。
著者紹介
文学者・革命思想家。1924年、東京生まれ。東京工業大学卒業。2012年3月死去。1959年から60年にかけ、日米安保条約改定に反対する共産主義者同盟に参加。82年、西独(当時)を発祥とする反核運動に対し、『「反核」異論』で痛烈な批判を展開した。『吉本隆明〈未収録〉講演集』(筑摩書房、全12巻)、2014年3月より晶文社から『吉本隆明全集』(全38巻+別巻)刊行中。
目次

「受け身」の精神病理について
異常の分散――母の物語(原題・異常の分散について)
言葉以前の心について(原題・言葉以前の精神について)

自己と は何か――キルケゴールに関連して(原題・自己とはなにか―ゼーレン・キルケゴールの思想を手がかりとして)
文芸批評の立場からの人間理解のしかた
フロイトおよびユングの人間把握の問題点について
「生き ること」と「死ぬこと」(原題・「生きること」について)
恋愛について
家族の問題とはどういうことか
現代社会と青年
三木成 夫の方法と前古代言語論(原題・三木成夫さんについて)

農村の終焉――〈高度〉資本主義の課題
日本農業論
農業からみた現在
安藤昌益の「直耕」について
解説 「劇ドラマ」としての人間(築山登美夫)
吉本隆明■講演書誌(宮下和夫)
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