タイトル | 増補版 言葉への戦術 |
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刊行日 | 2024年4月1日 |
著者 | 別役 実 |
定価 | 3,000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2370-6 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 386 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
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内容
〈別役ワールド〉入門書!
別役 実 初期評論集の増補復刊!
安部公房の戯曲「友達」を批評した「演劇における言語機能について」(『季刊評論』)を中軸にすえ、〈不条理劇〉を展開した劇作家の1970 年前後の論巧をまとめた。
別役 実 初期評論集の増補復刊!
安部公房の戯曲「友達」を批評した「演劇における言語機能について」(『季刊評論』)を中軸にすえ、〈不条理劇〉を展開した劇作家の1970 年前後の論巧をまとめた。
著者紹介
1937年、旧満州生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。東京土建一般労組書記を経て、1967年、劇作家になる。岸田國士戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、朝日賞など受賞多数。2020年3月3日逝去。
目次
Ⅰ 言葉・その表情と構造
犯罪の構造
ハニカミの構造
話術としての『暴力』について
日本語について
「言語遊戯」について
もう一つの「アルファヴィル」
「アンダルシアの犬」における映像機能について
「バベルの塔」と「私小説」
前近代への陥穽―ジュネ《女中たち》翻訳の場合
天皇制下の空洞―二・二六事件より
Ⅱ 演劇とその文体
演劇における言語機能について―安部公房〈友達〉より
前衛劇は奇形にすぎぬか
ストリップショーから演劇へ
現代演劇にあらわれた性の思想
「演技論」のパラドクス
アラバールについて(1)
「戦場のピクニック」
アラバールについて(2)
「建築家とアッシリアの皇帝」
小劇場運動を振り返って
Ⅲ 創作雑感
盲が象を見る
赤い鳥の居る風景―「ヒロシマ」との関係を探るために
ヒロシマについての方法
「門」について
八木重吉氏について
イーハトーブ伝説について
スパイ礼讃
華やかさのために死ぬ
私のアリス論―アリスは如何に創られねばならないか
飛行船讃歌
街との対話
街と儀式
断食芸人の悲哀
獏の構造
「獏」創作雑感
「そよそよ族の叛乱」創作ノート
Ⅳ 増補
三好十郎論
『別役実戯曲集 マッチ売りの少女/象』それからその次へ(あとがきにかえて)
『別役実戯曲集 不思議の国のアリス』あとがき
『別役実戯曲集 そよそよ族の叛乱』あとがき
旧版 あとがき
増補版の出版にあたって/野田映史
犯罪の構造
ハニカミの構造
話術としての『暴力』について
日本語について
「言語遊戯」について
もう一つの「アルファヴィル」
「アンダルシアの犬」における映像機能について
「バベルの塔」と「私小説」
前近代への陥穽―ジュネ《女中たち》翻訳の場合
天皇制下の空洞―二・二六事件より
Ⅱ 演劇とその文体
演劇における言語機能について―安部公房〈友達〉より
前衛劇は奇形にすぎぬか
ストリップショーから演劇へ
現代演劇にあらわれた性の思想
「演技論」のパラドクス
アラバールについて(1)
「戦場のピクニック」
アラバールについて(2)
「建築家とアッシリアの皇帝」
小劇場運動を振り返って
Ⅲ 創作雑感
盲が象を見る
赤い鳥の居る風景―「ヒロシマ」との関係を探るために
ヒロシマについての方法
「門」について
八木重吉氏について
イーハトーブ伝説について
スパイ礼讃
華やかさのために死ぬ
私のアリス論―アリスは如何に創られねばならないか
飛行船讃歌
街との対話
街と儀式
断食芸人の悲哀
獏の構造
「獏」創作雑感
「そよそよ族の叛乱」創作ノート
Ⅳ 増補
三好十郎論
『別役実戯曲集 マッチ売りの少女/象』それからその次へ(あとがきにかえて)
『別役実戯曲集 不思議の国のアリス』あとがき
『別役実戯曲集 そよそよ族の叛乱』あとがき
旧版 あとがき
増補版の出版にあたって/野田映史
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