タイトル 奇才・勝田重太朗の生涯
サブタイトル 近代日本のメディアを駆け抜けた男
刊行日 2025年7月7日刊行予定
著者 千野境子
定価 2800円+税
ISBN 978-4-8460-2501-4
Cコード C0023
ページ数 288
判型 四六
製本 上製
内容
新聞・ラジオ・テレビ・広告・出版・映画製作まで、大正・昭和のメディア界を渡り歩き、去っていった勝田重太朗とは何者か。「現代新聞界ノ奇才ナリ」と徳富蘇峰に言わしめた、知られざる先人の仕事と生涯。
著者紹介
千野境子(ちの・けいこ)
横浜市出身。早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業。一九六七年、産経新聞東京本社編集局に入社し、夕刊フジ報道部、本紙外信部などを経て一九八七年~八八年にマニラ特派員、一九九〇年七月~九三年二月までニューヨーク支局長。帰国後は九五年七月まで全国紙初の女性外信部長を務め、九六年二月~九八年七月までシンガポール支局長兼論説委員。その後は論説委員専任を経て二〇〇五年四月~〇八年六月まで全国紙初の女性論説委員長兼特別記者。この間、取締役(正論・論説担当)も務めた。またインドネシアを中心とする東南アジア報道により、一九九七年度ボーン上田記念国際記者賞受賞した。
現在の肩書は客員論説委員、フリーランスジャーナリスト。主な著書に『アメリカ犯罪風土記』(現代教養文庫)『ペルー遙かな道』(中公文庫)『明石康 国連に生きる』(新潮社)『インドネシア9・30クーデターの謎を解く』(草思社)『日本はASEANとどう付き合うか』(同)『戦後国際秩序の終わり』(連合出版)『独裁はなぜなくならないか』(国土社)などがある。また近著に『江戸のジャーナリスト 葛飾北斎』(同 第68 回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書)がある。
目次
はじめに
第一章 始まりは朝鮮『京城日報』受付係
第二章 帰国後、いきなり『新愛知』東京支局長に
第三章 関東大震災で焼け落ちる帝都の新聞各社
第四章 徳富蘇峰の『國民新聞』を買収、初めての社長業
第五章 化粧品や出版と企業の助っ人にも引っ張りだこ
第六章 戦後の夕刊紙ブームに『名古屋タイムズ』を創刊
第七章 『信濃毎日新聞』副社長から信越放送を創業
第八章 福澤諭吉の『時事新報』再建に白羽の矢が立つ
第九章 産経新聞東京本社社長として
第十章 帰りなんいざ、信越放送社長に復帰し軌道に乗せる
あとがき
引用・参考文献
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