タイトル 小泉郁子教育論集 第五巻 戦時下北京からの発信 Ⅱ
刊行日 2025年3月19日
著者 小泉郁子
定価 3800円+税
ISBN 978-4-8460-2251-8
Cコード C0337
ページ数 440頁
判型 四六
製本 上製
内容
本巻には、1938年後半から44年に至る郁子の論説を収める。
崇貞学園から発信された論説の集積は、学園の様子にとどまらず、
戦時下の社会の様相を浮かびあがらせる力をもつ。
「自叙伝・教えつつ学びつつ」「小泉(清水)郁子著作目録」も収録。
全五巻、ついに完結!
著者紹介
【著者紹介】小泉(清水)郁子 1892年〜1964年
島根県生まれ。1915年植村正久より受洗。
同年東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)卒業。
兵庫県明石女子師範学校教諭などを経て、22年東京女子高等師範学校研究科入学、同年秋米国に留学。
27年Oberlin大学卒業、28年Michigan大学大学院修士号取得。
30年帰国し青山学院教授。
35年北京・崇貞学園創設者の牧師清水安三と結婚、学園の教育・運営にあたる。
46年安三とともに帰国し東京・町田に桜美林学園を開設、その経営にあたる。
著書に『男女共学論』(1931年)、『明日の女性教育』(32年)、『女性は動く』(35年)。
郁子の遺志の継承のため、お茶の水女子大学に小泉郁子賞が創設されている。
目次
論説 一九三八年後半
北京だより 北京中日婦人親和会誕生
事変一周年を迎えて
新興北支に於ける婦人の宣撫活動
愛すべき支那の娘達
論説 一九三九年
受くる喜び 与うる喜び
愛隣館の開業
伸び行く日本 伸びゆく学園
日本女子中学部の開設
論説 一九四〇年
悲しむ者は幸なり
平和を語る春
懺悔しつつ
献げられしメリケン粉
論説 一九四一~四四年
大いなる愛のために
学園点描
北京支部近況
実の秋
自叙伝 教えつつ学びつつ
〈資料〉天橋愛隣館概要
小泉(清水)郁子略年譜
小泉(清水)郁子著作目録
解題(太田哲男)
解説(榑松かほる) ほか
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