タイトル | 徳永直の創作と理論 |
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サブタイトル | プロレタリア文学における労働者作家の大衆性 |
刊行日 | 2023年8月3日 |
著者 | 和田崇 |
定価 | 4500円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2301-0 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 440 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
労働者出身のプロレタリア作家は、知識人たちとどのように対峙し、社会主義と戦争の時代の中で作品を書き続けたのか。約半世紀ぶり・研究史上2冊目となる徳永直論。
著者紹介
和田崇(わだ・たかし)
1982年大分県生まれ、福岡県で育つ。
立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
三重大学教育学部講師を経て、現在、同准教授。
専攻は日本近現代文学・文化。主にプロレタリア文化運動を研究。
主な論文に、“Anti-Bourgeois Media in the Japanese Proletarian Literary Movement”, Humanities, Vol.11 No.6, 2022.、 “‘Doublethink’ in production literature theory”, ed. Irena Hayter et al., Tenko : Cultures of Political Conversion in Transwar Japan, Routledge, 2021.、「 地方のプロレタリア文化運動」(中川成美・村田裕和編『革命芸術プロレタリア文化運動』森話社、2019年)、「日独プロレタリア文学の往来」(『立命館文學』652号、2017年8月)などがある。
1982年大分県生まれ、福岡県で育つ。
立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
三重大学教育学部講師を経て、現在、同准教授。
専攻は日本近現代文学・文化。主にプロレタリア文化運動を研究。
主な論文に、“Anti-Bourgeois Media in the Japanese Proletarian Literary Movement”, Humanities, Vol.11 No.6, 2022.、 “‘Doublethink’ in production literature theory”, ed. Irena Hayter et al., Tenko : Cultures of Political Conversion in Transwar Japan, Routledge, 2021.、「 地方のプロレタリア文化運動」(中川成美・村田裕和編『革命芸術プロレタリア文化運動』森話社、2019年)、「日独プロレタリア文学の往来」(『立命館文學』652号、2017年8月)などがある。
目次
序章 徳永直文学の再検討
第一部 『太陽のない街』の大衆性と海外伝播
第一章 『太陽のない街』の背景
第二章 『太陽のない街』の創作方法
第三章 越境する『太陽のない街』
第四章 ドイツにおける『太陽のない街』
第二部 芸術大衆化とリアリズム
第一章 プロレタリア大衆文学論の意義
第二章 純粋小説論と実録文学論の共時性
第三章 「創作方法上の新転換」とその周辺
第四章 〈島原女〉の身体と捨象
第三部 徳永直の戦中・戦後
第一章 「八年制」と教育疎外
第二章 「労働の価値」と国策
第三章 完全転向と大衆化論の残滓
第四章 戦後の出発
結章 徳永直の大衆性が示すもの
あとがき
初出一覧
付録 徳永直著作目録
人名索引
第一部 『太陽のない街』の大衆性と海外伝播
第一章 『太陽のない街』の背景
第二章 『太陽のない街』の創作方法
第三章 越境する『太陽のない街』
第四章 ドイツにおける『太陽のない街』
第二部 芸術大衆化とリアリズム
第一章 プロレタリア大衆文学論の意義
第二章 純粋小説論と実録文学論の共時性
第三章 「創作方法上の新転換」とその周辺
第四章 〈島原女〉の身体と捨象
第三部 徳永直の戦中・戦後
第一章 「八年制」と教育疎外
第二章 「労働の価値」と国策
第三章 完全転向と大衆化論の残滓
第四章 戦後の出発
結章 徳永直の大衆性が示すもの
あとがき
初出一覧
付録 徳永直著作目録
人名索引
備考
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