タイトル 新羽精之探偵小説選Ⅱ
刊行日 2014年2月20日
著者 新羽精之
定価 3,600 円+税
ISBN 978-4-8460-1305-9
Cコード 0093
ページ数 344
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 72
内容
ブラック・ユーモアと奇想の到達点! 切支丹もの『日本西教記』、古代史+本格『卑弥呼の裔』ほか、短編十数篇収録。『宝石』終刊後の軌跡をたどる初作品集、第2弾!
著者紹介
新羽精之(にわ・せいし)
1929(昭4)年、長崎県生まれ。本名・荒木精一。別名・夏木蜻一。同志社大学・英米文学部を病気のため中退後、洋服商、英語塾講師を経て、放送作家となる。1958年、『宝石』の短編懸賞に投じた夏木名義の「炎の犬」が最終候補に残り、同誌増刊号に掲載されてデビュー。62年には、新羽名義の「進化論の問題」と「火の鳥」が第3回「宝石賞」の候補となり、前者で1席入選を果たした。71年の「日本西教記」でいったん筆を断ったが、75年、雑誌『幻影城』に「卑弥呼の裔」を発表して活動を再開。1977(昭52)年12年に急逝。
目次
河豚の恋
幻の蝶
ボンベイ土産
ロマンス航路
華やかなる開館
動物四重奏
時代おくれの町
平等の条件
自由の敵
ニコライ伯父さん
日本西教記
偽眼のマドンナ
卑弥呼の裔
黄金の鵜
天童奇蹟
薔薇色の賭
幻の怪人二十面相

解題(横井 司)
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