タイトル 日本演劇史の分水嶺
刊行日 2024年11月8日
著者 西堂行人
定価 2300円+税
ISBN 978-4-8460-2487-1
Cコード C0074
ページ数 328
判型 四六
製本 並製
内容
現代演劇はいかに転生されてきたのか。
伝統演劇から現代演劇にいたる、連続性と非連続性をひもときながら、
戦後演劇のキーワードである「新劇」「アングラ」「小劇場」「不条理」を再定義し、現代演劇を問う画期的論考!
著者紹介
西堂行人(にしどう・こうじん)
演劇評論家。1954 年10 月、東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。 1978 年から劇評活動を開始。60 年代以降の現代演劇を中心に、アングラ・小劇場ムーブメントを理論化する。80年代末から世界演劇にも視野を広げ、韓国演劇及びドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの研究。90 年代以降は近畿大学、明治学院大学などで演劇教育に関わる。「世界演劇講座」を2006年から開講。
主な著書に、『演劇思想の冒険』『ハイナー・ミュラーと世界演劇』『劇的クロニクル』『日本演劇思想史講義』(以上、論創社)、『[証言]日本のアングラ―─演劇革命の旗手たち』『蜷川幸雄×松本雄吉――二人の演出家の死と現代演劇』『ゆっくりの美学 太田省吾の劇宇宙』『新時代を生きる劇作家たち――2010年代以降の新旗手』(以上、作品社)、 『唐十郎 特別講義――演劇・芸術・文学クロストーク』(唐十郎との共著、国書刊行会)、『韓国演劇への旅』『現代演劇の条件』『演劇は可能か』(以上、晩成書房)ほか多数。
国際演劇評論家協会会長、日本演劇学会理事、日韓演劇交流センター副会長、読売演劇大賞の選考委員などを務める。
目次
序 章 日本演劇史を再考する— 10の分水嶺から
第一章 戦後新劇からアングラ・小劇場へ
第二章 アングラ・小劇場とは何だったのか
第三章 新劇とは何だったのか
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