タイトル カスパー
刊行日 2023年3月30日
著者 ペーター・ハントケ
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2257-0
Cコード C0074
ページ数 168
判型 四六
製本 上製
内容
生まれてから16年間地下室に閉じ込められ、一切の人間的な営みから隔離されて育った孤児である少年が突然、文明社会の中に投げ込まれたとき……。19世紀初頭の実在の人物カスパー・ハウザーを若きペーター・ハントケが現代を生きる孤独な個人としてよみがえらせた比類のない衝撃的「言葉の拷問劇」(1968年初演)。フランクフルトで本作の上演に接した寺山修司は「ベケットの『ゴドーを待ちながら』と並んで20世紀に書かれた最も重要な作品」と激賞した。日本公演(ウィル・タケット演出・寛一郎主演)にあわせ、40年ぶりとなる新訳を刊行。
著者紹介
ペーター・ハントケ(Peter Handke)
1942 年、オーストリア・ケルンテン州生まれ。オーストリアを代表する作家・劇作家。2019年、ノーベル文学賞受賞。大学在学中に発表した小説『雀蜂』と戯曲『観客罵倒』で衝撃的なデビューを飾る。本書『カスパー』やヴィム・ヴェンダースとの共同脚本『ベルリン・天使の詩』は日本でも上演・公開されている。邦訳に『幸せではないが、もういい』『左ききの女』『反復』『こどもの物語』『空爆下のユーゴスラビアで』『私たちがたがいになにも知らなかった時』『ドン・フアン(本人が語る)』『アランフエスの麗しき日々』など。

池田信雄(いけだ・のぶお)
1947年、東京生まれ。東京大学名誉教授。専門は近現代ドイツ文学。トーマス・ベルンハルト『消去』(2004、新装版2016)、『私のもらった文学賞』(2014、ともにみすず書房)、『座長ブルスコン』『ヘルデンプラッツ』(ともに論創社、2008)、『凍』(2019)、『昏乱』(2021、ともに河出書房新社)、『ノヴァーリス全集』(全3巻、共訳、沖積舎、2001)など多数の翻訳書のほか、数多くの映画字幕(『ベルリン天使の詩』共訳等)の翻訳がある。
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