タイトル 日露戦争と雪原の騎兵隊
刊行日 2025年1月6日
著者 久山忍
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2492-5
Cコード C0093
ページ数 352
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノベルス
シリーズ番号 019
内容
本書は明治期になしえた日本の奇蹟の物語であり、騎兵たちの胸躍るドラマである。

日露戦争真っ只中の明治38年1月、中国の東北部にある沙河の凍土で、

騎兵旅団長の秋山好古が三つの挺進隊を戦線に送り出した。

目的は情報収集と敵陣攪乱。

彼らの活躍が日本の勝利に大きく貢献することになる。

100年余の時を経た今、若き騎兵らの奮闘を丹念に追った書。
著者紹介
久山 忍(ひさやま・しのぶ)

昭和36年生まれ。記録家。

硫黄島戦生き残りの海軍中尉・大曲覚氏と出会ったことを機に、作家活動をはじめる。

戦場体験者の証言を記録し、証言者の原稿校正を経た後に作品を発表するという独自のスタイルで、特に戦争体験者から広く支持されている。

第1作は、大曲氏の証言を記録した『英雄なき島』、以後『蒼空の航跡』『戦いいまだ終わらず』(以上、産経新聞出版)、『国のために潔く』(青林堂)、『インパール作戦 悲劇の構図』『東部ニューギニア戦線 鬼哭の戦場』『西部ニューギニア戦線 極限の戦場』(以上、潮書房光人新社)、『英雄なき島』『蒼空の航跡』『ペリリュー戦いいまだ終わらず』『生き残った兵士が語る戦艦「大和」の最期』『B-29を撃墜した「隼」』『戦死率八割─予科練の戦争』(以上、光人社NF文庫)を上梓。

目次
第一章 沙河の滞陣と児玉の迷い
第二章 永沼挺進隊、挺進作戦開始
第三章 ミシチェンコの八日間と黒溝台会戦
第四章 山内挺進斥候隊と建川挺進斥候隊
第五章 永沼挺進隊、鉄橋爆破と月下の騎兵戦
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