タイトル 映画周遊
サブタイトル 消えた女性/ロボットの肖像/ハムレット
刊行日 2024年10月31日
著者 岩本憲児
定価 3000円+税
ISBN 978-4-8460-2409-3
Cコード C0074
ページ数 324
判型 四六
製本 上製
内容
ヒッチコック、フェリーニ、タルコフスキー、張芸謀……演劇・芸術・文学そして現実世界との間を行き来しながら、映画の世界を自在に思索し周遊するエッセイ&評論集。各紙誌や映画パンフレット等に寄せた文章に加え、書き下ろし「ロボットの肖像」を収録。
著者紹介
岩本憲児 (いわもと・けんじ)
1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻。著書に『ロシア・アヴァンギャルドの映画と演劇』(1998年、水声社)、『幻燈の世紀― 映画前夜の視覚文化史』(2002年、森話社)、『光と影の世紀― 映画史の風景』(2006年、同)、『「時代映画」の誕生― 講談・小説・剣劇から時代劇へ』(2016年、吉川弘文館)、『ユーモア文学と日本映画― 近代の愉快と諷刺』(2019年、森話社)、『黒澤明の映画 喧々囂々― 同時代批評を読む』(2021年、論創社)、『日本映画とナショナリズムの時代― 娯楽・闘争・プロパガンダ』(2023年、森話社)ほか。編著に『日本映画とモダニズム 1920 – 1930』(1991年、リブロポート)、『フェリーニを読む』(1994年、フィルムアート社)、『村山知義― 劇的先端』(2012年、森話社)、『日本映画の海外進出―文化戦略の歴史』(2015年、同)、共編に『映画理論集成』全3巻(1982年、1988–99年、フィルムアート社)、『世界映画大事典』(2008年、日本図書センター)、『日本戦前映画論集― 映画理論の再発見』(2018年、ゆまに書房)、『戦時下の映画―日本・東アジア・ドイツ』(2019年、森話社)ほか。
目次
プロローグ――イギリス・フランス・イラン
Ⅰ チェコ・ドイツ・ロシア・アメリカ・日本・インド――滅亡と再生
Ⅱ イタリア――幻想と現実
Ⅲ ロシア――閉鎖と開放
Ⅳ 中国――活気と鼓動
エピローグ――デンマーク・ドイツ・イギリス
あとがき/初出一覧/作品名索引
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