タイトル 梅原北明探偵小説選
刊行日 2015年10月15日
著者 梅原北明
定価 3600 円+税
ISBN 978-4-8460-1478-0
Cコード C0093
ページ数 400
判型 A5
製本 上製
シリーズ名 論創ミステリ叢書
シリーズ番号 91
内容
大正末期〜昭和初期の性風俗出版界で知られた著者が、地下潜伏中に別名で書いた冒険小説を集成。吉川英治名義で発表した「特急「亜細亜」」をはじめとする全8篇の創作作品ほか、評論・随筆を収録。横井司による解題も掲載。
著者紹介
梅原北明(うめはら・ほくめい)
1901(明34)年、富山県生まれ。本名・貞康。別門・我妻大陸ほか。早稲田大学英文学科中退。1924(大13)年、梅原名義で長編小説『殺人会社』前篇を上梓するが発禁となる。翌25年、『デカメロン』、『露西亜大革命史』を翻訳刊行、今東光らの『文党』同人となる。同年、『文芸市場』創刊。26年には会員制の雑誌『変態・資料』創刊。27(昭2)年、上海に渡り『カーマシャストラ』を、さらに28年、帰国して『グロテスク』を創刊。29年、『明治大正奇談珍聞大集成』全三巻の刊行を開始(31年完結)。1946(昭21)年、腸チフスで死去。
目次
【創作篇】
特急「亜細亜」
日本の孤児
アジア大旋風の前夜
吼ゆる黒龍江
火薬庫危し
懺悔の突撃路
暗黒街の機密室
ビルマ公路

【評論・随筆篇】
秘密結社
探偵小説異論
探偵趣味
探偵小説万能来
悪筆探偵漫談(新年号月評)
予言的中
親愛なる吾が日本の少年諸君よ!!
ペテン商法

解題(横井 司)
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