タイトル | 横溝正史探偵小説選Ⅳ |
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刊行日 | 2016年7月7日 |
著者 | 横溝正史 |
定価 | 3,600円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1536-7 |
Cコード | C0095 |
ページ数 | 484 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 99 |
内容
幻のジュニア向け時代小説「しらぬ火秘帖」を雑誌未発表分を追補して初復刻! 横溝版「黒門町伝七捕物帳」に加え、「お役者文七捕物暦」原型版を併禄した巨匠の拾遺集第4弾!!
著者紹介
1902(明35)年、神戸市生まれ。本名・正史(まさし)。神戸二中(現・兵庫県立兵庫高等学校)卒業後、第一銀行神戸支店に勤務するが一年で退職。21(大10)年、大阪薬学専門学校入学。同年に「恐ろしきエイプリル・フール」が『新青年』の懸賞に入選する。専門学校卒業後は薬種業を営んでいたが、26年に江戸川乱歩の招きで上京し、そのまま博文館へ入社した。32(昭7)年、退社して創作に専念しようとした直後に喀血。療養後の35年、「鬼火」で再起を果たす。戦時中は岡山に疎開し、同地で終戦を向かえた。終戦後は緻密な論理による本格探偵小説の執筆に力を入れ、『宝石』へ連載された「本陣殺人事件」(48)で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。『夜の黒豹』(64)以後は休筆状態だったが、74年に『仮面舞踏会』を書下ろし刊行して復活。76年、勲三等瑞宝章を叙勲。81(昭56)年、病歿 。
目次
黒門町伝七捕物帳
江戸名所図絵
雷の宿
通り魔
船幽霊
宝船殺人事件
幽霊の見せ物
お役者文七捕物暦
比丘尼御殿
花の通り魔
謎の紅蝙蝠
しらぬ火秘帳
解題(野村恒彦)
江戸名所図絵
雷の宿
通り魔
船幽霊
宝船殺人事件
幽霊の見せ物
お役者文七捕物暦
比丘尼御殿
花の通り魔
謎の紅蝙蝠
しらぬ火秘帳
解題(野村恒彦)
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