タイトル | 猿飛佐助 |
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刊行日 | 2019年12月27日 |
著者 | 雪花山人 |
定価 | 1800円+税 |
ISBN | 978-4-8460-1878-8 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 232 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 立川文庫セレクション |
内容
『猿飛佐助』雪花山人著。底本は、『立川文庫第40篇 - 猿飛佐助』(1913年)
信州鳥居峠で戸沢白雲斎について忍術修行をした猿飛佐助は、真田幸村に見出される。幸村の密命で三好清海入道とともに諸国探索に赴く途上、由利鎌之助・霧隠才蔵を味方にする。石川五右衛門との術比べ、天下の豪傑たちとの交友など、忍者佐助の縦横無尽の活躍は大正期に忍術ブームを巻き起こした。真田十勇士と忍者を世に送り出し、立川文庫の名を一躍高めた記念碑的一冊。大正時代の忍術ブームを巻き起こし、100万部を超えたという、大ベストセラー。
信州鳥居峠で戸沢白雲斎について忍術修行をした猿飛佐助は、真田幸村に見出される。幸村の密命で三好清海入道とともに諸国探索に赴く途上、由利鎌之助・霧隠才蔵を味方にする。石川五右衛門との術比べ、天下の豪傑たちとの交友など、忍者佐助の縦横無尽の活躍は大正期に忍術ブームを巻き起こした。真田十勇士と忍者を世に送り出し、立川文庫の名を一躍高めた記念碑的一冊。大正時代の忍術ブームを巻き起こし、100万部を超えたという、大ベストセラー。
著者紹介
著者は雪花山人、野花散人などの筆名を用いているが、これは大阪の講釈師玉田玉秀斎(本名・加藤万次郎)とその妻山田敬、長男阿鉄(おてつ)らの共同執筆である。
目次
猿飛佐助 目次
◎イデヤ組打御参なれ
◎後に目はないか不自由な奴だ
◎予の腕前を見よやッ
◎天から降ったか地から湧いたか
◎腕前は此方が兄貴だぞ
◎反対に一泡吹かせて遣ろう
◎裸体踊りを御覧に入れん
◎詩を作るより田を作れ
◎不義はお家の御法度
◎女を摘むなんて太い奴だ
◎此の野郎場処に事欠いて
◎猿飛佐助は武士でござる
◎云わぬが花かと心得ます
◎乃公等も一寸手伝おうか
◎豆盗人は此奴でござる
◎ヨシ此奴を喧嘩させて遣ろう
◎行き掛けの駄賃だ
◎軍を追始めないと我々が困る
◎夫れ相当の礼儀を以て参られよ
◎一つ事件を惹起してくれ
◎頭が砕けても知らないぞ
◎人間並に何を吐す
◎天狗の孫ではあるまいか
◎泥棒と術比べは張合がない
◎天下でも盗む心になれ
◎ヤイ破坊主目を覚せッ
◎大阪城内の槍試合
◎花より団子の主義だ
◎天下に通用しないぞ
◎彼奴盗人眼をして居るよ
◎泥棒の癖に胆玉の小さい奴だ
◎肴は骨が残してある夫れでも舐ろ
◎猿が取次とは珍らしい
◎一度睨んだ眼力は狂わないぞ
◎汝等のピイピイに負けて堪るか
◎テモ奇体の術もあるものじゃ
◎却々人間の化け方が巧いぞ
◎勝手に夜通し眼を剝て居れ
◎マア内輪同志だから許してやる
解説 加来耕三
◎イデヤ組打御参なれ
◎後に目はないか不自由な奴だ
◎予の腕前を見よやッ
◎天から降ったか地から湧いたか
◎腕前は此方が兄貴だぞ
◎反対に一泡吹かせて遣ろう
◎裸体踊りを御覧に入れん
◎詩を作るより田を作れ
◎不義はお家の御法度
◎女を摘むなんて太い奴だ
◎此の野郎場処に事欠いて
◎猿飛佐助は武士でござる
◎云わぬが花かと心得ます
◎乃公等も一寸手伝おうか
◎豆盗人は此奴でござる
◎ヨシ此奴を喧嘩させて遣ろう
◎行き掛けの駄賃だ
◎軍を追始めないと我々が困る
◎夫れ相当の礼儀を以て参られよ
◎一つ事件を惹起してくれ
◎頭が砕けても知らないぞ
◎人間並に何を吐す
◎天狗の孫ではあるまいか
◎泥棒と術比べは張合がない
◎天下でも盗む心になれ
◎ヤイ破坊主目を覚せッ
◎大阪城内の槍試合
◎花より団子の主義だ
◎天下に通用しないぞ
◎彼奴盗人眼をして居るよ
◎泥棒の癖に胆玉の小さい奴だ
◎肴は骨が残してある夫れでも舐ろ
◎猿が取次とは珍らしい
◎一度睨んだ眼力は狂わないぞ
◎汝等のピイピイに負けて堪るか
◎テモ奇体の術もあるものじゃ
◎却々人間の化け方が巧いぞ
◎勝手に夜通し眼を剝て居れ
◎マア内輪同志だから許してやる
解説 加来耕三
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