タイトル 男やもめの七転び八起き
サブタイトル イーハトーブ敗残記
刊行日 2023年8月11日
著者 増子義久
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2313-3
Cコード C0036
ページ数 308
判型 四六
製本 上製
内容
最愛の妻との別れ、高齢者施設からの脱出劇、齢80余にしての花巻市議会議員選挙への再挑戦……そして落選。
コロナ禍をのたうち回りながら、スペイン風邪の時代を生きた郷土の詩人、宮沢賢治の理想郷・イーハトーブの実現を夢見た”奮戦記“。
著者紹介
増子 義久(ますこ よしひさ)
1940年生まれ、岩手県花巻市出身。早稲田大学を卒業後、朝日新聞記者を35年間。定年後に故郷に戻り、2014年7月から花巻市議を2期8年。妻の介護を経て、2022年の市議選に82歳で再挑戦するも落選。
主著に『三井地獄からはい上がれ』(現代史出版会)、『賢治の時代』(岩波書店)、『東京湾が死んだ日』(水曜社)、『イーハトーブ騒動記』(論創社)、『コタンに生きる』(岩波書店、共著)、『北方四島』(朝日新聞社、共著)など。
目次
第1部 男やもめの〝七転び〟──妻の死とコロナパンデミック
 第1章 「喪失」という物語
 第2章 やもめ男の新たな旅立ち
 第3章 (続)「やもめ」放浪記
 第4章 パンデミックの直撃
 第5章 浮遊する「忙中閑」
 第6章 「姥捨て山」脱獄記
 第7章 ふたたび、彷徨の旅路へ

第2部 男やもめの〝八起き〟──叛逆老人は死なず
 第8章 前哨戦──政治決戦の幕開け
 第9章 二つの〝戦争〟の狭間 から
 第10章 辻立ち
 第11章 告示

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