タイトル 絵で見る聖書物語
刊行日 2025年1月下旬刊行予定
著者 梅田紀代志 絵/戸松大洋 文 
定価 3000円+税
ISBN 978-4-8460-2430-7
Cコード C0016
ページ数 180
判型 A4
製本 上製
内容
壮大な『聖書』の世界を平易な文と迫力ある絵画で読み解く大著。聖書には、人類の罪(原罪)と罰が繰り返し描かれている。それらの多くは、罪深い人類に向けて発せられた奥深い神の言葉であり、難解な表現に彩られている。その真意を読み解き、20年あまりの歳月をかけて描き上げた本書は、聖書理解のよき手引きとなるはずである。
著者紹介
梅田紀代志(うめだ・きよし)
1940年京都府峰山町(現京丹後市峰山町)生まれ。CM制作会社でアニメーション制作に従事したのち、イラストレーターとして独立。少年雑誌の巻頭口絵や図鑑の標本画などの制作で活躍し、その後歴史画・宗教画に転じ、「絵画と歴史で解き明かす『古事記』の世界」(小学館)で「古事記出版大賞」武内宿禰賞、秋田県の地方紙「北羽新報」連載「能代山本の先人たち」では「山下太郎育英顕彰会地域文化奨励賞の受賞に寄与した。代表作『恐竜パノラマ大図鑑』(講談社)、『日本仏教の開祖たち』(全5巻、PHP研究所)ほか多数。

戸松大洋(とまつ・おおみ)
1946年秋田県鵜川村(現三種町鵜川)生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、小学館系編集会社で『学習百科事典』『21世紀こども百科』(小学館)などの児童書を編集。のちに独立して『目でみる戦争とくらし百科』(全5巻、日本図書センター)、『日本仏教の開祖たち』(全5巻、PHP研究所)などを企画編集。これを機に梅田画伯との共著を開始。以降「人間の生き方」をテーマとする歴史書・宗教書の刊行の企画・編集・執筆に携わる。主著『写真と歴史でたどる 日本近代建築大観』(全3巻、国書刊行会)ほか。
目次
 歴史背景概説① ユダヤ人の試練と『旧約聖書』
 歴史背景概説② ローマ帝国の拡大とキリスト教の伝播
第1章『旧約聖書』
  第1節 創世記
  第2節 出エジプト記ほか
  第3節 士師記・ルツ記
  第4節 サムエル記(上・下)
  第5節 列王記(上・下)
  第6節 三大預言書ほか
 歴史背景概説③ イスラーム勢力の台頭と十字軍遠征
 歴史背景概説④ 宗教改革と主権国家の形成

第2章『新約聖書』
  第1節 イエスの生涯
  第2節 使徒言行録
 歴史背景概説⑤ 学問・技術の発達と産業革命
 歴史背景概説⑥ 欧州列強の世界分割と対立
 
 あとがき
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