タイトル | 西尾正探偵小説選Ⅱ |
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刊行日 | 2007年3月20日 |
著者 | 西尾正 |
定価 | 2,800 円+税 |
ISBN | 978-4-8460-0712-6 |
Cコード | 0093 |
ページ数 | 416 |
判型 | A5変 |
製本 | 上製 |
シリーズ名 | 論創ミステリ叢書 |
シリーズ番号 | 24 |
内容
生誕100年目にして、名手西尾正を初集成した第2弾。Ⅰ・Ⅱ併せて、怪奇幻想ものにひたすら情熱を傾けた著者の執念と努力の全貌が明らかに!
著者紹介
西尾正(にしお・ただし)
1907(明40)年、東京生まれ。別名三田正。慶応義塾大学経済学部卒業。『ぷろふいる』に三田名義で読後感などを投稿する一方、本名で同誌の創作募集に応じ、34(昭9)年7月、怪奇小説「陳情書」が掲載された。その後、「青い鴉」(35年)「海蛇」(36年)等、異常性格者の描写の際立つ作品を発表するが、39年まででいったん筆を断ち保険会社に勤務。戦後は、「守宮の眼」(46年)「幻想の魔薬」(47年)等、10篇余りを発表したが、戦前から患っていた結核が悪化、作品のいくつかで舞台となった鎌倉で療養するも回復せず、49(昭24)年死去。
1907(明40)年、東京生まれ。別名三田正。慶応義塾大学経済学部卒業。『ぷろふいる』に三田名義で読後感などを投稿する一方、本名で同誌の創作募集に応じ、34(昭9)年7月、怪奇小説「陳情書」が掲載された。その後、「青い鴉」(35年)「海蛇」(36年)等、異常性格者の描写の際立つ作品を発表するが、39年まででいったん筆を断ち保険会社に勤務。戦後は、「守宮の眼」(46年)「幻想の魔薬」(47年)等、10篇余りを発表したが、戦前から患っていた結核が悪化、作品のいくつかで舞台となった鎌倉で療養するも回復せず、49(昭24)年死去。
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