タイトル 超少子化時代の未来学
刊行日 2007年8月25日
著者 毎日新聞社人口問題調査会 編
定価 2,500 円+税
ISBN 978-4-8460-0680-8
Cコード 0033
ページ数 221
判型 四六
製本 上製
内容
人口減少の理由は何か? 出生率の回復はあり得るか? 少子化がもたらすものは何か? 2006年2月から2007年1月にかけて毎日新聞社人口問題調査会で発表された、6人の専門家による報告と質疑応答を収録する。
著者紹介
大淵寛(「第I章 人口減少社会の行方」)中央大学名誉教授
一九三六年東京都生まれ。中央大学大学院経済学研究科後期課程満期退学(経済学博士)。同大経済学部助手、専任講師、助教授を経て、現在、同大経済学部教授。中国・吉林大学人口研究所客員教授。中国・華東師範大学顧問教授。日本人口学会元会長。人口学研究会会長。毎日新聞社人口問題調査会委員。主な著書『人口過程の経済分析―人口経済学の一研究―』『出生力の経済学』『少子化時代の日本経済』など。

大沢 真知子(「第Ⅱ章 女性の社会進出と出生率の回復」)日本女子大学人間社会学部教授
一九五二年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。南イリノイ大学経済学部博士課程修了。経済学博士。シカゴ大学post-doctoral tellow、ミシガン大学ディアボーン校助教授、亜細亜大学助教授を経て、現在、日本女子大学人間社会学部教授。主な著書に『経済変化と女子労働』、『新しい家族のための経済学』、『ワークライフバランス社会へ』など。

鬼頭宏(「第Ⅲ章 歴史人口学から見た日本の少子化問題」)上智大学経済学部教授
一九四七年静岡県生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。専攻は経済史・歴史人口学。日本生活学会会長、社会保障審議会臨時委員。国土交通省国土審議会特別委員。主な著書に『人口から読む日本の歴史』『文明としての江戸システム』など。

岩間 暁子(「第Ⅳ章 少子化時代の夫婦関係) 和光大学現代人間学部准教授
一九六八年北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専攻は社会階層論・家族社会学。国立社会保障・人口問題研究所研究員等を経て現職。主な著書に『少子化のジェンダー分析』(共著)、『マイノリティとは何か——概念と政策の比較社会学』(共編著)など。

牧野 恒久(「第V章 少子化と不妊治療」)東海大学医学部非常勤教授
一九三九年東京都生まれ。慶応大学医学部大学院修了。専攻は産婦人科学。米国ハーバード大学医学部生殖生理学研究所留学、同学部講師、慶応大学医学部講師、東海大学医学部教授を経 て、〇五年より現職。主な著書に『妊娠の生物学』、『妊娠・分娩・産褥と内科疾患 最新内科学大系』など。

山田 昌弘(「第Ⅵ章 少子化と家族格差」)東京学芸大学教育学部教授
一九五七年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専攻は家族社会学。東京学芸大学助手、講師、助教授を経て、〇四年より現職。主な著書に『パラサイト・シングルの時代』、『希望格差社会』『少子社会日本』など。
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