タイトル 陰謀の島
刊行日 2019年12月12日
著者 マイケル・イネス 著/福森典子 訳
定価 3200円+税
ISBN 978-4-8460-1868-9
Cコード 0097
ページ数 336
判型 四六
製本 上製
シリーズ名 論創海外ミステリ
シリーズ番号 244
内容
ロンドン市内でルーシーという娘が行方不明になり、ハロゲイトの田舎町では馬車馬が盗まれ、ホーク・スクエアでは一軒家が丸ごと盗まれた。相次ぐ不可解な事件の捜査を担当する事になったアプルビイ警部は、事件の影に暗躍する魔女の存在を知り、盗まれた物が南米大陸に集められている事をつきとめた。秘密施設〈ハッピー・アイランド〉へ乗り込んだアプルビイは、そこで世界規模の陰謀が進行している事を知る……。
著者紹介
マイケル・イネス
 本名ジョン・イネス・マッキントッシ・スチュワート。1906年、スコットランド・エディンバラ生まれ。オックスフォード大学を卒業後、リーズ大学で講師と英文学を教え、アドレード大学に赴任後は英文学教授として教鞭を執った。36年、渡豪中の船上で書き上げたという「学長の死」で作家デビュー。46年にオーストラリアより帰国し、クイーンズ大学やオックスフォード大学で教授職を歴任する。94年、死去。

〔訳者〕
福森典子(ふくもり・のりこ)
 大阪生まれ。国際基督教大学卒。通算十年の海外生活を経験。訳書に『ソニア・ウェイワードの帰還』、『盗まれたフェルメール』、『精神病院の殺人』(いずれも論創社)など。
目次
陰謀の島
訳者あとがき
解説 三門優祐
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