タイトル | 新居格の生涯 |
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サブタイトル | 自治を最高の基礎として |
刊行日 | 2023年07月01日 |
著者 | 小松隆二 |
定価 | 3000円+税 |
ISBN | 978-4-8460-2274-7 |
Cコード | C0036 |
ページ数 | 272 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
内容
地方自治の先駆者の全体像
読売・大阪毎日・朝日の記者を経て、アナキズムの実践者、小説家、翻訳家として活躍した、吉野作造を師と仰ぐ〈新居格〉は、戦後第1回の選挙で杉並区長に当選する!
読売・大阪毎日・朝日の記者を経て、アナキズムの実践者、小説家、翻訳家として活躍した、吉野作造を師と仰ぐ〈新居格〉は、戦後第1回の選挙で杉並区長に当選する!
著者紹介
小松隆二(こまつ・りゅうじ)
[現職]慶應義塾大学名誉教授、東北公益文科大学名誉教授。
[主要著作]『企業別組合の生成』(御茶の水書房、1971年)、『社会政策論』(青林書院、1974年)、『理想郷の子供たち―ニュージーランドの児童福祉―』(論創社、1983年)、『難民の時代』(学文社、1986年)、『大正自由人物語』(岩波書店、1988年)、『イギリスの児童福祉』(慶應義塾大学出版会、1989年)、『現代社会政策論』(論創社、1993年)、『ニュージーランド社会誌』(論創社、1996年)、『公益学のすすめ』(慶應義塾大学出版会、2000年)、『公益の時代』(論創社、2002年)、『公益とは何か』(論創社、2004年)、『公益のまちづくり文化』(慶應義塾大学出版会、2005年)、『公益の種を蒔いた人びと―「公益の故郷・庄内」の偉人たち―』(東北出版企画、2007年)、『新潟が生んだ七人の思想家たち』(論創社、2016年)、『日本労働組合論事始』(論創社、2018年)、『戦争は犯罪である―加藤哲太郎の生涯と思想―』(春秋社、2018年)他。『大杉栄全集』編集委員(現代思想社、1963~65年。ぱる出版、2014~16年)、『下中弥三郎労働運動論集―日本労働運動の源流―』監修(平凡社、1995年)、他。
[現職]慶應義塾大学名誉教授、東北公益文科大学名誉教授。
[主要著作]『企業別組合の生成』(御茶の水書房、1971年)、『社会政策論』(青林書院、1974年)、『理想郷の子供たち―ニュージーランドの児童福祉―』(論創社、1983年)、『難民の時代』(学文社、1986年)、『大正自由人物語』(岩波書店、1988年)、『イギリスの児童福祉』(慶應義塾大学出版会、1989年)、『現代社会政策論』(論創社、1993年)、『ニュージーランド社会誌』(論創社、1996年)、『公益学のすすめ』(慶應義塾大学出版会、2000年)、『公益の時代』(論創社、2002年)、『公益とは何か』(論創社、2004年)、『公益のまちづくり文化』(慶應義塾大学出版会、2005年)、『公益の種を蒔いた人びと―「公益の故郷・庄内」の偉人たち―』(東北出版企画、2007年)、『新潟が生んだ七人の思想家たち』(論創社、2016年)、『日本労働組合論事始』(論創社、2018年)、『戦争は犯罪である―加藤哲太郎の生涯と思想―』(春秋社、2018年)他。『大杉栄全集』編集委員(現代思想社、1963~65年。ぱる出版、2014~16年)、『下中弥三郎労働運動論集―日本労働運動の源流―』監修(平凡社、1995年)、他。
目次
第一章 新居格の故郷と学生時代
1 新居格の故郷と小・中・高校生時代
2 東京帝国大学時代、そして卒業
第二章 新居格の新聞社への就職
1 読売新聞社への就職
2 最初の著書『左傾思潮』の刊行とビラの運動的評価
第三章 新居格の独立生活
1 関東大震災後、筆一本の自立の生活へ
2 社会思想・社会運動の展開と新居格
第四章 新居格の準戦時、さらに戦時下の生き方とささやかな抵抗
1 時局・時流にのみ込まれず、静かに抵抗する生き方
2 言論の自由の抑圧と新居格の外国文学への傾斜
3 戦争熱・軍国熱を鎮める新居格の著述
第五章 太平洋戦争の終焉と新居格の戦後の挑戦
1 敗戦と新居格の活動の再開
2 生活協同組合運動の再開
3 自由と文化を守る作家・文筆家の組織化
4 地方自治の改革とまちづくりの挑戦
5 新居格の永眠
第六章 新居格の業績
1 普通の市民であったということ
2 まちづくりの先駆者
3 生活協同組合運動および日本文芸家協会と日本ペン・クラブの先駆者
4 科学・哲学の日常化・市民化に努めた街の生活者
5 生活や文章において色彩を享受したこと
6 市民の目線・発想になる新語をよく創ったこと
7 アナキズムに拘りつつ、その日常化に努める
8 女性の自由と解放の支援者
9 新しいリーダー像を自ら示したこと
10 新居格という人
あとがき
参考文献
新居格の著作類
1 新居格の故郷と小・中・高校生時代
2 東京帝国大学時代、そして卒業
第二章 新居格の新聞社への就職
1 読売新聞社への就職
2 最初の著書『左傾思潮』の刊行とビラの運動的評価
第三章 新居格の独立生活
1 関東大震災後、筆一本の自立の生活へ
2 社会思想・社会運動の展開と新居格
第四章 新居格の準戦時、さらに戦時下の生き方とささやかな抵抗
1 時局・時流にのみ込まれず、静かに抵抗する生き方
2 言論の自由の抑圧と新居格の外国文学への傾斜
3 戦争熱・軍国熱を鎮める新居格の著述
第五章 太平洋戦争の終焉と新居格の戦後の挑戦
1 敗戦と新居格の活動の再開
2 生活協同組合運動の再開
3 自由と文化を守る作家・文筆家の組織化
4 地方自治の改革とまちづくりの挑戦
5 新居格の永眠
第六章 新居格の業績
1 普通の市民であったということ
2 まちづくりの先駆者
3 生活協同組合運動および日本文芸家協会と日本ペン・クラブの先駆者
4 科学・哲学の日常化・市民化に努めた街の生活者
5 生活や文章において色彩を享受したこと
6 市民の目線・発想になる新語をよく創ったこと
7 アナキズムに拘りつつ、その日常化に努める
8 女性の自由と解放の支援者
9 新しいリーダー像を自ら示したこと
10 新居格という人
あとがき
参考文献
新居格の著作類
関連書籍