タイトル COVID-19
サブタイトル 僕がコロナ禍で考えたこと
刊行日 2023年4月28日
著者 森 達也
定価 1800円+税
ISBN 978-4-8460-2199-3
Cコード 0036
ページ数 248
判型 四六
製本 並製
シリーズ名 論創ノンフィクション
シリーズ番号 37
内容
COVID-19=新型コロナウイルスとは、私たちにとって何だったのか?

この3年間、たくさんの失敗をした。挫折もあった。
それらを直視する。記憶する。
傷だらけで前に進むために。

著者紹介
森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『i-新聞記者ドキュメント-』が話題に。10年に刊行した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ』(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)、『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(講談社現代新書)、『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)、『増補版 悪役レスラーは笑う』(岩波現代文庫)など多数。
目次
Ⅰ 不安
 私たちが立ち会う『幼年期の終わり』/禍福は糾える縄の如し

Ⅱ 破滅
 ポストコロナの社会に求められているもの 吉岡忍 × 森達也/私たちはずるずると泥道を滑り落ちている

Ⅲ 馴致
 マスクとステイホームと同調圧力/甘ったるくてポエジーで楽観的な未来への視点を修正する

Ⅳ 狂喜
 ニヤニヤと書くかニコニコと書くか、あなたは無意識に選択している/忘れたくない。馴れたくない。

Ⅴ 剣呑
 安倍元首相の銃撃とコロナ感染の第七波/道に迷い、行きつ戻りつ、前に進む
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