カテゴリー:論創通信
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本を読む #005〈澁澤龍彦、山手樹一郎、柳田民俗学〉
⑤ 澁澤龍彦、山手樹一郎、柳田民俗学 小田光雄 今になって考えてみると、私が様々なジャンルの本を読むようになった1960年代は、どのような分野にも「優…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #006 〈なぜ、法華経を最上としたのか〉
⑥ 〈なぜ、法華経を最上としたのか〉 そもそも日蓮は、なぜ法華経を絶対視するのでしょう。 仏教経典は、八万法蔵と呼ばれるほど、膨大な量におよびます。中国では、インドから伝わった…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #005〈唱題で、法華経の再興を目指す〉
⑤〈唱題で、法華経の再興を目指す〉 燎原の火のように、またたく間に広がっていく称名念仏の勢いに対して、かつて浄土宗を批判していた仏教界は、こぞって念仏との共存を選択し、極楽往生を願う人々の要求に応…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #004〈称名念仏に沸き返る鎌倉〉
④ <称名念仏に沸き返る鎌倉> 朝廷や幕府の禁止令を超えて、なぜ、称名念仏は武家社会に広まっていったのか。理由は主に三つあると思います。一つは、浄土宗が穏健になったことです。念仏 だけが唯一の往生…詳細を見る -
本を読む #002〈時代小説と挿絵〉
② 時代小説と挿絵 小田光雄(2016.3.15) 中里介山の『大菩薩峠』を読み始めたのも一九六〇年代で、それは角川文庫版だった。 ちなみに『角川書店図…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #003〈東国武家に人気がなかった法華経〉
③ 〈東国武家に人気がなかった法華経〉 平安末に急速に力をつけ、歴史の舞台に踊り出た東国武士でしたが、鎌倉時代に入っても漢文を読むことは難しかったようです。多 くの御家人は、漢文の読み書きができる…詳細を見る -
本を読む #001〈ホルモン焼きとゴルフ〉
① ホルモン焼きとゴルフ 小田光雄(2016.2.15) 馬齢を重ねて早六十有余年、本を読み始めたのはこれも半世紀前のことで、思い起こせば、それは一九六…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #002〈南無妙法蓮華経って何?〉
②〈南無妙法蓮華経って何?〉 南無妙法蓮華経と世界で初めて祈ったのは日蓮である、と思っている人も多いと思います。確かに、南無妙法蓮華経を南無阿弥陀仏のように声に出して唱える――これを唱題(しょうだ…詳細を見る