カテゴリー:論創通信
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本を読む #075〈かわぐちかいじ『死風街』〉
(75) かわぐちかいじ『死風街』 小田光雄 田家秀樹の「作詞家・松本隆の50年」をたどった『風街とデラシネ』(KADOKAWA)を読んだこともあり、もうひとつの「風街」に言及して…詳細を見る -
オイル・オン・タウンスケープ 第八号(後半)
千歳烏山の芸術家───アトリエクロー 第八号(後半) 中島晴矢 《アトリエクロー》2022|カンヴァスに油彩|625 × 510 mm それでは、杉田五郎とは一体どのような芸術家だったのだろうか。 &n…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #049〈『リプトン自伝』〉
No.49『リプトン自伝』 矢口英佑〈2022.3.31〉 “リプトン”という言葉を耳にした時、どこか身近な響きとして受けとめる人は少なくないだろう。そして、おそらく連想ゲームのように“リプトン紅…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #048〈『殺人は自策で』〉
No.48『殺人は自策で』 矢口英佑〈2022.3.21〉 本書は「論創海外ミステリ」シリーズの279冊目である。そして、事件の謎を解く主人公は海外のミステリーについて多少知識をお持ちの方なら、たぶんご存じの探偵であ…詳細を見る -
本を読む #074〈青林堂『つげ義春作品集』〉
(74) 青林堂『つげ義春作品集』 小田光雄 このところ『日本古書通信』連載の『古本屋散策』で、1950年代から80年代にかけての写真集を取り上げ、1年間ほど連載するつもりの原稿を書き終えたばかりで…詳細を見る -
オイル・オン・タウンスケープ 第八号(前半)
千歳烏山の芸術家───アトリエクロー 第八号(前半) 中島晴矢 《アトリエクロー》2022|カンヴァスに油彩|625 × 510 mm ご──────────ん…………と、太い低音が鳴って…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #047〈『ヒューマニズムとフェミニズムの後に来るもの』〉
No.47『ヒューマニズムとフェミニズムの後に来るもの』 矢口英佑〈2022.3.2〉 これからの社会はどのように変わっていくのか、自分はどのように生きていくのか、誰もがふと思う事柄だろう。そして…詳細を見る -
本を読む #073〈つげ義春『夢の散歩』〉
(73) つげ義春『夢の散歩』 小田光雄 2回続けて、フランスの「バンド・デシネ」を取り上げてきたこともあり、日本の「バンド・デシネ」的大判コミックに関しても言及しておきたい。それ…詳細を見る -
矢口英佑のナナメ読み #046〈『狂える世界と不確実な未来』〉
No.46『狂える世界と不確実な未来』 矢口英佑〈2022.2.1〉 1945年を境に日本は国の形が大きく変わり、価値観が変えられ、日本人の意識も大きく変えられた。至極単純に言えば、これまで良しと…詳細を見る -
本を読む #072〈ダヴィッド・プリュドム『レベティコ』〉
(72) ダヴィッド・プリュドム『レベティコ』 小田光雄 もう一編「バンド・デシネ」に関して続けてみる。 その前にコミック出版状況にふれておく。2020年は『鬼滅の刃』の神風…詳細を見る