カテゴリー:論創通信
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ミステリーな日蓮 #004〈称名念仏に沸き返る鎌倉〉
④ <称名念仏に沸き返る鎌倉> 朝廷や幕府の禁止令を超えて、なぜ、称名念仏は武家社会に広まっていったのか。理由は主に三つあると思います。一つは、浄土宗が穏健になったことです。念仏 だけが唯一の往生…詳細を見る -
本を読む #002〈時代小説と挿絵〉
② 時代小説と挿絵 小田光雄(2016.3.15) 中里介山の『大菩薩峠』を読み始めたのも一九六〇年代で、それは角川文庫版だった。 ちなみに『角川書店図…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #003〈東国武家に人気がなかった法華経〉
③ 〈東国武家に人気がなかった法華経〉 平安末に急速に力をつけ、歴史の舞台に踊り出た東国武士でしたが、鎌倉時代に入っても漢文を読むことは難しかったようです。多 くの御家人は、漢文の読み書きができる…詳細を見る -
本を読む #001〈ホルモン焼きとゴルフ〉
① ホルモン焼きとゴルフ 小田光雄(2016.2.15) 馬齢を重ねて早六十有余年、本を読み始めたのはこれも半世紀前のことで、思い起こせば、それは一九六…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #002〈南無妙法蓮華経って何?〉
②〈南無妙法蓮華経って何?〉 南無妙法蓮華経と世界で初めて祈ったのは日蓮である、と思っている人も多いと思います。確かに、南無妙法蓮華経を南無阿弥陀仏のように声に出して唱える――これを唱題(しょうだ…詳細を見る -
ミステリーな日蓮 #001〈内村鑑三と日蓮〉
①〈内村鑑三と日蓮〉 内村鑑三(1861―1930)は、日本の文化・思想を西欧に向けて紹介するために、5人の日本人を選び、その生涯を英語で描きました。これが日露戦争の年に発刊された『代表的日本人』…詳細を見る -
論創海外ミステリ #001海外ミステリ編集部より
「論創海外ミステリ」創刊から現在まで 国書刊行会から「世界探偵小説全集」が創刊され、第一回配本としてアントニー・バークリーの『第二の銃声』が上梓されたのは1994年12月の事でした。この叢書が海外ミステリファンの支持を得…詳細を見る -
論創ミステリ叢書 #001 監修者より
江戸川乱歩が「二銭銅貨」でデビューしたのが一九二三年。それがきっかけとなって日本における創作探偵小説の気運が高まり、多くの作家が登場し、何度もその隆盛期を迎えた。乱歩が築いた日本の近代的探偵小説を次のステージへと引…詳細を見る