【トークイベント】日本に「インティマシー・コーディネーター」が切実に必要な理由

2024-8-20
お知らせ, イベント, 論創ノンフィクション

『インティマシー・コーディネーター』の著者である西山ももこさんと、俳優・文筆家の睡蓮みどりさんのトークセッションが、2024年11月3日にネオ書房＠ワンダー店で開催されます。くわしい情報は以下となります。

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日本に「インティマシー・コーディネーター」が切実に必要な理由

【登壇者】

西山ももこ（インティマシー・コーディネーター）
睡蓮みどり（俳優・文筆家）

【日時・料金・場所】

日時 : １１月３日（日祝）午後２時半受付開始、午後３時開演
料金 : 入場料3500円（予約は3000円）、くわえてドリンク代500円
会場 : ブックカフェ二十世紀（ネオ書房運営）

【申し込み先】
kirira@nifty.com（担当 : 切通理作）

「業界人必読の書であるとともに、コミュニケーションとは、同意とは、と見直そうとす
るすべての人に読まれてほしい一冊である」（「図書新聞」2024/7/20号、西山ももこ著『イ
ンティマシー・コーディネーター』書評より。筆・睡蓮みどり）
日本では数人しかいないインティマシー・コーディネーター（IC）。出演する側と制作す
る側のあいだに入り、おもに映画やドラマの性的なシーンの内容について調整する。その
仕事の詳細とは？撮影現場でのあるべき「合意」とは？自分の意見が言いやすい現場
作りとは？作品が問題を抱えたまま世に出てしまう理由とは？ IC が増えるのは単純に
「良いこと」なのか？IC の仕事の「クオリティ」とは？どんな人がいかなる思いで取り
組んでいるのか？
そして、背景になる我々の社会が抱えた「同意文化」の問題。性暴力を「忘れる」社会
であるべきなのか？搾取の構造、労働を支える日本社会の精神性について等、俳優の側
から日本映画の現状に勇気をもって提言されている睡蓮さんと話して頂きます。

■西山ももこ（にしやま・ももこ）
1979 年、東京生まれ。インティマシーコーディネーター、ロケコーディネーター、プロデ
ュサー。高校からカレッジ卒業まで、アイルランドのダブリンで学生生活を送る。その後、
チェコのプラハ芸術アカデミーに留学。2009 年からは日本でアフリカ専門のコーディネー
ト会社にて経験を積み、2016年よりフリーランスに転向。月1～2回のペースでアフリカ、
欧米、アジアでの海外ロケだけでなく、国内でのロケ、また国内外のイベント制作に携わ
る。2020年にインティマシーコーディネーターの資格を取得。ほかにハラスメント相談員、
ハラスメントカウンセラー、国際ボディランゲージ協会認定講師、アンコンシャスバイア
ス研究所認定トレーバーなどの資格も保持。

■睡蓮みどり（すいれん・みどり）
1987 年生。早稲田大学第二文学部在学中にグラビアモデルとしてデビュー。その後、俳優
として舞台や映画で活動。映画レビューやエッセイなどの執筆活動も行っている。2022 年
に、過去に映画業界で起きた性暴力事件の被害当事者であることを公表し、現在は「映像
業界における性加害・性暴力をなくす会」のメンバーとしても活動している。