カテゴリー:本を読む
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本を読む #080〈山田双葉『シュガー・バー』と山田詠美〉
(80) 山田双葉『シュガー・バー』と山田詠美 小田光雄 前々回の宮谷一彦『孔雀風琴』の版元であるけいせい出版は、やはり1980年代に「Keisei Comics」を刊行していた。…詳細を見る -
本を読む #079〈東考社と小崎泰博『幻の10年』〉
(79) 東考社と小崎泰博『幻の10年』 小田光雄 小崎泰博の『幻の10年』は、ほんまりうの『息をつめて走り抜けよう』が『ヤングコミック』に連載されていた同時代に描かれたと思われる…詳細を見る -
本を読む #078〈けいせい出版と宮谷一彦『孔雀風琴』〉
(78) けいせい出版と宮谷一彦『孔雀風琴』 小田光雄 1980年代前半に宮谷一彦が『人魚伝説』(上下、ブロンズ社、80年)、(第一部、けいせい出版、83年)、『肉弾時代』(広済堂…詳細を見る -
本を読む #077〈喇嘛舎と石井隆『さみしげな女たち』〉
(77) 喇嘛舎と石井隆『さみしげな女たち』 小田光雄 1983年にアディン書房を発売所として、喇嘛舎から石井隆画集『さみしげな女たち』が刊行されている。これはA4判を一回り大きく…詳細を見る -
本を読む #076〈ブロンズ社とほんまりう『息をつめて走りぬけよう』〉
(76) ブロンズ社とほんまりう『息をつめて走りぬけよう』 小田光雄 1970年代から80年代にかけて、ブロンズ社が多くのコミックを出版していたことを記憶している読者は、もはや少数…詳細を見る -
本を読む #075〈かわぐちかいじ『死風街』〉
(75) かわぐちかいじ『死風街』 小田光雄 田家秀樹の「作詞家・松本隆の50年」をたどった『風街とデラシネ』(KADOKAWA)を読んだこともあり、もうひとつの「風街」に言及して…詳細を見る -
本を読む #074〈青林堂『つげ義春作品集』〉
(74) 青林堂『つげ義春作品集』 小田光雄 このところ『日本古書通信』連載の『古本屋散策』で、1950年代から80年代にかけての写真集を取り上げ、1年間ほど連載するつもりの原稿を書き終えたばかりで…詳細を見る -
本を読む #073〈つげ義春『夢の散歩』〉
(73) つげ義春『夢の散歩』 小田光雄 2回続けて、フランスの「バンド・デシネ」を取り上げてきたこともあり、日本の「バンド・デシネ」的大判コミックに関しても言及しておきたい。それ…詳細を見る -
本を読む #072〈ダヴィッド・プリュドム『レベティコ』〉
(72) ダヴィッド・プリュドム『レベティコ』 小田光雄 もう一編「バンド・デシネ」に関して続けてみる。 その前にコミック出版状況にふれておく。2020年は『鬼滅の刃』の神風…詳細を見る -
本を読む #071〈バンド・デシネとマックス・エルンスト『百頭女』〉
(71) バンド・デシネとマックス・エルンスト『百頭女』 小田光雄 初めて「バンド・デシネ」というフランス語を意識したのは1990年にベルナール・ピヴォー他編『理想の図書館』(パピ…詳細を見る